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IDXが新バッテリーをリリース

IDXが新バッテリーをリリース

IDXが新しいバッテリーをシリーズに追加した。新バッテリーはDUO-C150とCUE-D300。DUO-C150は同社の先進テクノロジーを搭載したDUO-Cシリーズに追加される新製品で、CUE-D300は普及価格帯の大容量バージョンだ。

 

 

IDXのVマウントバッテリーには最新のテクノロジーを搭載したメインストリームのDUOシリーズと、普及価格帯のCUEシリーズがある。

DUO-Cシリーズは高効率のセルを採用することにより、同じ容量でもよりコンパクトな㎞様態に収まっている。DUO-Cシリーズの”C”はこのCompactから取った頭文字だ。

DUO-Cシリーズには従来からDUO-C98とDUO-C198がラインアップされていた。今回発売されたDUO-C150はその中間に位置する。何か中途半端な位置付けのように見えが、”150W”には重要な意味が含まれている。

それは、「機内持ち込みの制限」だ。現在の航空各社の共通ルールとして、100W以上160W以下のリチウムイオンバッテリーは2個まで機内持ち込みができる。ちなみに100W以下のものは20個まで持ち込みできるが、C98を3個よりもC150を2個の方が軽量になる。

DUO-Cシリーズはまた、SBMS(Smart Battery Management System)を採用していおり、各社のカメラを含め、独自の認証システムを使うソニーのカメラにも対応している。

更に、バッテリー残量を表示するLEDが従来の4個から5個になり、各段階は点灯と点滅で表示されるため、全部で10段階の表示が可能となっている。

その他、手袋をしたままでも持ちやすいようにスリットが入れられていたり、暗い場所でのバッテリー交換時に便利な、小さなLEDライトも装備されている。このLEDライトは明るすぎず、コンサートホールなど光を発せられない状況でも使用できる。2系統のD-TAP端子と1系統のUSB出力端子も用意されている。

一方、CUE-D300は同社初となる大容量300WのVマウントバッテリーだ。これはカメラだけでなく、照明機器用のバッテリーとしても使うことが想定されている。このため、D-TAP端子は100Wまで取り出すことができる。

このバッテリーの特長は、2重構造とセル間ショート保護機構だ。容量が大きいため、万一落下させ、セルが露出すると非常に危険だ。そのため筐体は2重構造になっており、2mの高さから落下してもセルが露出することは無い。更にセル間ショート保護機構で電気的にも保護回路が装備されているので、安心して使用することができる。

リチウムイオンバッテリーは高効率のため急速に普及しているが、扱いを間違えると発火や爆発などの危険性がある。特に大容量のリチウムイオンバッテリーは重量があるだけに十分気を付ける必要がある。安全面への対策は、大容量リチウムイオンバッテリーの必須条件となるだろう。

これらのバッテリーは現在入手可能で、価格はDUO-C150が66,000円(税別)、CUE-D300が85,000円(同)となっている。

リンク:DUO-C150CUE-D300

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