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マンフロットが新ナイトロテック三脚をInterBEE2019で初展示

ヴァイテックイメージングは、InterBEE2019でマンフロットの新ナイトロテック三脚ヘッドと、Syrp(シロップ)のモーションコントローラーGenie(ジーニー)を展示した。マンフロットの新三脚ヘッドは、日本では今回が初展示となる。

マンフロットもSyrpはともにVITECグループの一員であり、そのためヴァイテックイメージングのブースで展示されている。今回初出展されたマンフロットの三脚ヘッドは、Nitrotech608とNitrotech612。これらの新製品は海外では既に発表されていたが、日本では初の出展となった。また、Syrpは今年からVITECグループの一員となったモーションコントロール機器のメーカーだ。

マンフロット ナイトロテックビデオヘッド

Nitrotech 608 Fluid Head. Source: Manfrotto

Nitrotech608とNitrotech612は、最新のナイトロテック三脚ヘッド。”Nitrotech”とは、同社が開発したナイトロジェンピストン機構を搭載した三脚ヘッドで、無段階のカウンターバランスが得られるのが特長。Nitrotech 608は0kgから8kg、Nitrotech 612は4kgから12kgのカメラシステムに対応する。

Nitrotech 612 Fluid Head offers secure 3/8″ mounting point. Source: Manfrotto

これらのヘッドにはCBS(counter balance system)ノブが採用されており、スムーズなパンやチルトが可能になっている。どちらのヘッドもすばやく確実にカメラをマウントできるサイドロック式スライドプレート機構を採用し、標準的な3/8インチのプレートが使えるため、三脚やスライダー間で即座にカメラを乗せ換えることができる。

Syrp モーションコントローラー

Syrpは手頃な価格のモーションコントロール機器を開発しているメーカーで、今回展示されたのは、Genie (ジーニー)IIリニアーGenie IIパンティルトという二つの製品。Genie IIリニアーはスライダー上を正確かつスムースに移動することができるリニアモーションコントローラー。またGenie IIパンティルトは、その名の通り、パンとティルト動作ができるモーションコントローラーだ。

これら2機種を組み合わせることにより、直線移動+パン+ティルトの3軸モーションコントロールが可能になり、3軸のタイムラプスも撮影することができる。

価格と発売時期

マンフロットのNitrotech608とNitrotech612は、いずれも年内をめどに発売予定。価格は未定だが、Nitrotech608は7万円台、Nitrotech612は9万円台を予定している。また、Syrp Genie IIリニアーは137,500円(税別)、Genie IIパンティルトは253,000円(同)で、同社の日本サイトから購入できる。

 

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