Atomosの新CEO、Estelle McGechie氏へのインタビュー
2021年9月にアトモスの新CEOとなったエステル・マクゲキー氏にお話を伺ったのでレポートする。
アトモスといえば、創業者でありオーナーでもあるジェロミー・ヤング氏のイメージが強いが、今回CEOを交代した。かつて「スタートアップ」の個人企業として成功した同社だが、オーストラリア証券取引所に上場する企業にとっては新しい段階が必要となった。

McGechie氏は、Apple、Disney、Logitec、frame io、Hedgeなどと仕事をしてきたベテランで、彼女の専門知識は、きっとAtomosにとって得るものが多いはずだ。
上のビデオでは、McGechie氏の過去の仕事経験について尋ねているが、それ以上に重要なのは、彼女のAtomosの将来の計画についてだ。NAB2022が間近に迫っているので、その時にAtomosの新しい製品が発表されるかもしれない。
このインタビューの内容
0:14 – アトモスの新CEO、Estelle McGechie氏との出会い
1:24 – 芸術/創作活動から経営へのキャリアシフトについて
1:39 – Atomosに入社してよかったと思うことは?
2:32 – Atomosの経営について – 今と昔
3:24 – 現在のビジネス環境と最も影響を受けているものについて
4:17 – Atomos Ninja V+:この製品はどこまで進化させることができるのか?
5:23 – この先の展望。
6:11 – カメラが内部でProRes RAWを記録できるようになったら、Atomosはどうする?
7:27 – ストリーミングビデオ用の製品は、現在のラインでも重要な役割を担っているか?
7:51 – Atomosは現在何人の従業員を雇っているか?
7:56 – すべてのクリエイターに汎用性の高いソリューションを提供することの重要性

モニター/レコーダーの未来
McGechie氏に話を聞いていて、特に興味深かったのが、モニター/レコーダーの将来についてだ。遅かれ早かれ、新しいミラーレスカメラの多くは、RroRes(そしておそらくProRes RAW)を内部記録することができるようになるだろう。私の理解では、そうなった時、Atomosのビジネスに深刻な影響を与える可能性がある。しかし、この件に関する彼女の見解は興味深い。