BMPCC 6K Proレビュー

Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro(BMPCC6K Pro)は先月発売された。このカメラは新しいカラーサイエンス(第5世代)、チルト可能なLCDスクリーン、オプションのEVF、および組み込みのNDフィルターを搭載し、非常に魅力的なカメラで、かつ非常にリーズナブルな価格だ。

3月の天気はクレイジーだ。ここウィーンは晴天だったり、雪や強風だったりと目まぐるしく変わる。カメラのレビューする「適切な時期」を見つけるのは簡単な作業ではないが、ウィーン出身のオペラ歌手アン・ヴィーベン氏の協力で、レビューをすることができた。

BMPCC6K Proの概要

BMPCC6KProとBMPCC6Kを比較すると、Super 35センサーサイズ、Canon EFマウント、BRAW内部記録、優れたメニュー構造は同様だ。 (BMPCC6Kのレビューラボテストも参照いただきたい)。

進化した機能

BMPCC6K Proにはいくつかの機能が追加されている。「プロ」に見合う機能だ。

BMPCC 6K Pro ND Filter Notification
ND Filter Strength Notification. Image Credit: CineD

クリア/ 2/4/6のNDフィルターを内蔵

この機能だけでも価値差の価値がある。他のメーカーも、将来のコンパクト(ミラーレス)カメラにNDフィルターを内蔵する検討をして欲しいものだ。

チルトできるモニター

BMPCC 6K Pro Tilted LCD Screen
Tilted LCD Screen and Optional EVF – Finally! Image credit: CineD

従来モデルではモニター固定されており、サードパーティーで改造したり、自作する必要があった。すべてではないにしても、多くの人にとって、この機能は大いに歓迎されるだろう。

2系統のミニXLRオーディオ入力

BMPCC 6K Pro two min XLR audio inputs
BMPCC 6K Pro two min XLR audio inputs. Image credit BM

BMPCC6Kカメラには1系統のミニXLRオーディオ入力があったが、2系統ある方がベターだ。上記のビデオでは、ミニからフルXLRアダプターが無かったので、オーディオ入力は使用していない。3.5mmミニジャックのオーディオ入力を使ったが、録音品質は素晴らしかった。 同社の以前のカメラは非常にノイズが多いプリアンプでほとんど使用できなかった。ヘッドホンの最大出力はそれほど大きくなく、もう少し大きくできると良いのだが。

カラーサイエンスジェネレーション5

同社のカメラは箱から出してすぐに使えるが、カラーサイエンスジェネレーション5はそれをさらに一歩進めている。グレーディングは実に楽しくできた。プロのカラーリストではなくても、比較的満足のいく結果が得られる。

三脚プレートのダブル固定取り付けポイント

Double tripod plate mounting points
Double tripod plate mounting points. Image Credit: CineD

上の写真はバッテリーグリップのものだが、考え方は同じだ。カメラ自体にも、2つの1/4インチ三脚プレート取り付けポイントがある。奇妙なことに、この重要な機能を備えたコンパクトカメラはそれほど多くない。

アクセサリー

様々なアクセサリーも用意されている。

Optional: NP-F750 battery type grip
Optional: NP-F750 battery type grip. Image Credit: CineD

バッテリーグリップ($ 145)

BMPCCカメラは消費電力が大きいが、少なくとも同社は状況を改善しようと努力しているようだ。まず、新しいカメラはソニーのNP-F750タイプのバッテリーに対応しており、広く入手可能で、非常に手頃な価格だ。新しいバッテリーグリップは2個の追加バッテリーが収納でき、計3個のバッテリーが使用できる。なお、ミニXLRオーディオ入力のすぐ上にUSB-Cタイプコネクタがあり、外部電源からバッテリーを充電することができる。ただし、USB-Cから外部電源だけを使用してカメラに給電することはできない。

BMPCC 6K Pro Tilted EVF
Tilted EVF. Image credit: CineD

6Kプロ用EVF(495ドル)

筆者はEVFを搭載する必要性について常に書いているが、新しいカメラに対応するための「ケーブルフリー」EVFが用意されている。

しかし残念ながら、この新しい電子ビューファインダーですべてがうまくいくわけではない。使ってみたが、残念ながら新しいEVFには改善点が多いと言わなければならない。 1280×960の解像度と1インチあたり3200ピクセルであるため、フォーカシングができるシャープさが足りない。今後の改善が望まれる。

コストパフォーマンス

ブラックマジックデザインの製品は、リーズナブルな価格で知られる。結局のところ、オーナーのGrant Petty氏の哲学は、「クリエイティブクリエーター向けのツールは優れたパフォーマンスを発揮し、費用対効果が高くなければならない」というものだ。 Grant氏に行ったインタビューからもそれが分かる。そして、この点はBMPCC6K Proでも貫かれている。2495ドルで、非常に高性能で完成度の高いカメラを手に入れることができる。EVF($ 495)とバッテリーグリップ($ 145)を追加すると、より完全なパッケージになる。

Laowa Ooom Lens
Laowa OOOM Lens. Image credit: CineD

Laowa OOOM 25-100mm

Venus Optic(Laowa)が、新しいズームレンズを送ってくれた。もともとはリアアナモフィックアダプターと組み合わせてレンズをテストしたかったのだが、他のレンズマウントに柔軟に対応できないので、EFマウントのカメラでは当初の計画を諦めざるを得なかった。そこで、レンズを「そのまま」(リアアナモフィックアダプターなしで)使用することに決めたが興味深いものだった。

この25-100mmの手頃なズームレンズは、光学的に非常にうまく機能している。画像は実に美しい。ただし改善希望点は、その重量で、かなり重い。そして(少なくとも筆者にとっては)それほど重要ではない、焦点距離だ。 super35センサーの25mmは、筆者にとっては十分ワイドではない。また、三脚プレートを取り付けるための1個しかない1/4インチの取り付けポイントは少し面倒だ。カメラと同じように、2個の1/4インチのネジが必要だ。以下は、このレンズを新しいカメラと一緒に使用した印象だ。

BMPCC 6K Pro
BMPCC 6K Pro. Image credit: CineD

まとめ

BMPCC 6K Proはよく考えられたカメラだが、EFレンズマウントは多少古い。最新のカメラはフレキシブルなマウント対応が必要で、将来RFレンズマウントが期待される。

Anne Wieben氏に感謝する。彼女の作品の詳細については、こちら

BMPCC 6KProで撮影。 6K / 25p、BMRAW、固定ビットレート8:1、固定品質Q3。 Lutify.meによるカラーLUT。

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