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カメラマン必帯の15のアクセサリーとは?

カメラマン必帯の15のアクセサリーとは?

撮影現場では様々なことが起こりうるし、最悪の場合に備えなければならない。ここでは、カメラマンが持っておくべき様々なツールやアクセサリーを紹介する。

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私は撮影用の携帯品リストを作っている。撮影前には必ずチェックし、忘れ物はないかをチェックする。ライトキット、カメラ、グリップなどなどをチェックし、何日も前から準備していても、撮影中に何が起こるかは不明だ。

小さなアダプターやコード、あるいは小さなネジなど、順不同にリストアップしてみた。

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マルチツール

毎日の生活でも、このアクセサリーはポケットに入れておくと便利だ。1つのケースに12〜26アイテムのツールが付いているものもある。

基本ツール

  • 通常のプライヤー
  • フィリップスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ストレートブレード
  • ボトルと缶切り

マルチツールを使用すると、カメラ、ライト、グリップなどの修理が必要な場合役に立つ。

Leathermanが有名なブランドだが、GerberやVictorinoxも悪くない。ただ安価でオフブランドのマルチツールは買わないほうが良いだろう。お察しの通りすぐに壊れるし、また買い直すことになる。時間とお金を節約するためにも、確立された定評のあるブランドを購入するほうが良いだろう。少なくとも20年間は使える。

なお、これらの工具を持ってフライトのチェックインをすることはできない。

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ツールセット

マルチツールに加え、他の基本的なツールもあると便利だ。ドライバー、レンチセット、六角レンチ、スプリングクランプなどだが、更に応用範囲が広くなる。

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テープ類

テープは様々な用途に使用できる。これだけで本が書けるくらいだ。ケーブルを固定したり、機材にラベルを付けたり、マイクを取り付けたりすることができる。

テープは手で裂くことができるが、簡単に切れることはなく、強力に粘着し、また剥がしても跡が残らない。様々な種類があるので、必要に応じてバッグに入れておくと便利だ。

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手袋

私はいつもバッグの中に「グリップグローブ」を入れている。熱くなったライトを操作する目的のものだが、泥だらけの電気コードなど汚れた物を扱う際に手を汚さないですむ。これは革製で、非常に弾力性があり快適だが、完全な防寒にはならない。

一方Bright TangerineのExoSkinsのような手袋は防寒具として役立ち、手を傷から守り、またタッチスクリーンも手袋をしたまま操作できる。欠点は、熱いライトを操作できないことだ。

手袋はそれほど重くないので、気軽にバッグに入れておくことができる。

クリップ

クリップはライトのバーンドアに直接ゲルを取り付けるのに役に立つ。ただプラスチック製のものは熱で溶けるので、木製のクリップがお勧めだ。撮影中に無くすことが多いので、多めに持っているとよいだろう。

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クリーニングキット

レンズクリーナーキットも必需品だろう。撮影中に汚れることが多く、常にレンズをきれいにしておく必要がある。

レンズクリーニングのキットとして以下のものを持っていると良い。

  • 圧縮空気缶。業界標準は恐らくDust-Off®だろう。スプレーするだけで埃を吹き飛ばすことができるが、レンズに直接スプレーしない。
  • Giottos Rocket Blasterのようなエアーブロワー。レンズを逆さにして、埃が内部に入らないようにする。
  • レンズ洗浄液。Roscoレンズクリーナーと一緒にRoscoレンズティッシュを使用するとよいだろう。レンズティッシュは使い捨てで使用する。他の会社のPancroやZeissといったものもある。マイクロファイバーレンズクリーニングクロスは使わない。何度も使っているうちにクロス自体が汚れる。また、布の内部に埃が入っていると、レンズが傷ついたりすることがある。

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ポリ袋とレインカバー

私は何年もポリ袋を使用している。最もシンプルなアクセサリーだが最も有用な場合がある。突然雨が降って来たら、すぐにカメラやバッグにかけられる。

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ヘッドライトとペンライト

撮影終了後、夜に、車中で梱包することになる。フレネルライトを早く消灯して冷やしたいのだが、そうすると、暗くて何も見えなくなる。そのようなときはヘッドライトが役に立つ。両手を自由に使えるので便利だ。

また、ペンライトもあると、バッグの中のものを探しやすい。

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延長コード

様々な場面で必要になるが、延長コード2本と、電源コード2本程度あると、何かと役に立つ。

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ペンと油性マーカー

各種のペンを用意しておくと、原稿を書いたり、スレートを書いたり、地面に書き込んだり、テープに書いたり、フォローフォーカスのマークなどに使うことができる。

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ネジ類

ネジの種類は1/4から3/8まで、15mmから1/4まで、非常に多く、雑多に持っていても、役に立たない場合がある。そこで小さな箱に入れ、分類しておくと分かりやすく、コンパクトに収納しておくことができる

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オーディオ&ビデオアダプター

私はThink Tank Cable Management 20を使用している。ビデオとオーディオのアダプターやハードディスクを収納することができる。

イベント撮影などでは、ステージからサウンドをオーディオレコーダーに直接取り込むことになる。XLR / 6.3mm / 3.5mm / RCAアダプターに加えて、オス/メスのアダプターなど、あるいは HDMIからSDIなどのアダプターを収納しておくことができる。

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カチンコ

カチンコは実に便利なものだ。これを使っているとプロに見えるということもあるが、それ以上に実用的なものだ。

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医療品

救急用品を入れたポーチがあると安心だ。私はいつも消炎鎮痛剤、防腐ティッシュ、、絆創膏などを携帯している。撮影で小さなキズを作ることはしょっちゅうだし、頭痛を起こす場合もある。医療品はどのような場合にも用意があると安心して撮影できる。

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バッグ

バッグは人によって様々だと思うが、私は何年にもわたりCineBags CB11 Production Bagにすべてを収納している。このバッグはすばらしく、容量が十分で持ち運びが容易だ。

外側には3つのポケットがあり、私は電源コードに1つ、カチンコとポリバッグに1つ、そして名刺と書類用に1つ使用している。

しかし、このバッグの良さは内部で、メインのものを収納しているところだ。内側は4つのパウチと4つのメッシュジップポケットがあり、ラベルを付けておくと、別の人が見てもすぐに目的のものを取り出せる。

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以上、撮影に役に立つアクセサリーを紹介したが、参考になれば幸いだ。

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