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PAGがMini PAGlinkバッテリーを発表

上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。

 

IBC2018で、PAGの代表Matthew Field氏に新しいMini PAGlinkバッテリーとPAGlink Micro Chargerについて話を伺った。どちらの製品もVマウントとゴールドマウントが用意されている。

Mini PAGlinkバッテリーの概要

MiniPAGlinkバッテリーは、Vマウントとゴールドマウントに対応し、パナソニックのEVA1、ソニーのFS5、あるいは小型のミラーレスカメラなど、比較的小型のカメラやアクセサリーに対応している。 50Whと100Whの2種類のサイズがあり、PAGのスマートリンク技術を採用している。

最大8個のバッテリーを連結することができ、最大4個のバッテリーを同時に充電することができる。 1個のバッテリーが空になると、次のバッテリーにホットスワップされる。また、50Whと100Whのバッテリーを混在して充電することも可能。更に並列使用することもでき、12Aまでの電流が取り出せる。連結されたバッテリーはいつでも追加したりホットスワップすることができる。

バッテリーには12V出力が内蔵されており、固定のD-Tap出力と、Lemo、Hiroseまたは他のD-Tap用に交換可能な2A USBのリムーバブルモジュールが含まれている。 また同社のミニバッテリーは、Vマウントとゴールドマウントプレートにも対応している。

バッテリー本体にはディスプレイが付いており使用時間、残容量パーセンテージ、および充放電回数が数値表示される。バッテリーはカメラと通信し、カメラのVF / LCDに容量値を表示することができる。

PAGは、リチウムイオンバッテリーの国連輸送試験済みで、機内持ち込みもできると述べている。一般に、100Wh未満の容量のバッテリーなら20個、100Whを超えるバッテリー(最大160Wh)なら2個まで機内持ち込みできる。

バッテリーの筐体は、安全な取り扱いができるよう人間工学に基づいた設計がされ、保護用のゴムラバーを装着している。本体には、2つのブッシュインサート(1/4インチ)が付いており、これでバッテリーを連結したり、ハンドルやアクセサリーブラケットを取り付けることができる。

PAGlink Micro Charger

同社によると、これは世界最小のVマウントバッテリーチャージャーとのこと。大きさは73 x 63 x 31mmで、重さは75g。これにより、5〜20VのDC電源を使用して給電することができる。なお、最大4個のPAGlinkバッテリーを同時に充電できる。

Micro Chargerは、完全に放電した96Wh PAGlinkバッテリー1個を4時間でフルチャージできる。 2個のバッテリーは8時間、3個では12時間、4個なら16時間でフルチャージできる。 150Whのバッテリーの場合は50%長くなる。Micro Chargerは、PAGlinkに加えソニーのバッテリーも充電できる。

各バッテリーの充電状態は、個々のディスプレイに表示される。最も放電されたバッテリーが、すべてのバッテリーが同じ状態になるまで優先して充電される。その結果4個のバッテリーは同時にフルチャージされる。チャージャーには、充電中、充電完了、バッテリー非装着、およびバッテリー不良のLED表示がされる。

チャージャーは、クルマの12Vシガーソケットで給電することもできる。この場合でも充電時間は、AC電源の場合と変わらない。更に、2A USBでもチャージャーに給電することができる。ただし、96Whバッテリー1個を充電するのに約10時間かかる。

このパッケージには、国別に対応できるよう取り外し可能なプラグが付いたACアダプターと、シガーソケットとUSBコネクタ付きのDC電源ケーブルが同梱されている。

価格と発売時期

Mini PAGlinkバッテリーは、2019年(ゴールドマウントバージョンでは第1四半期、Vマウントでは第2四半期)に発売予定。 Micro Chargerは、既に発売されており、従来の標準サイズのPAGlinkバッテリーでも使用できる。

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