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第38回ASC賞受賞者発表

第38回ASC賞受賞者発表

ホイト・ヴァン・ホイテマ(ASC、FSF、NSC)は、映画『オッペンハイマー』での仕事により、第38回ASC賞長編劇映画賞を受賞した。ヴァン・ホイテマは『ダンケルク』(2018年)と『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』(2012年)でノミネートされていたが、今回が初のASC賞受賞となった。今年のASC賞の全受賞者については続きを読む。

昨夜、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルで開催された授賞式で、第38回ASC賞が受賞者に手渡された。ASCのVimeoアカウントでは、3時間にわたる授賞式の録画をすべて見ることができる。

劇場用長編映画部門にノミネートされたのは、『エル・コンデ』(Netflix)のエドワード・ラックマン(ASC)、『マエストロ』(Netflix)のマシュー・リバティーク(ASC)、『花月の殺人者たち』(Apple TV+)のロドリゴ・プリエト(ASC)、『プア・シングス』(サーチライト)のロビー・ライアン(ISC)。

アメリカ映画撮影監督協会(ASC)のタラ・ジェンキンスは、受賞前にヴァン・ホイテマ監督(ASC、FSF、NSC)と対談し、ダン・スザキと共に「プローブ・レンズ」を製作し、大判の65mmモノクロフィルムを使用した彼のアプローチは、映画撮影の領域において先駆的な試みであることを示唆した。

Hoyte van Hoytema, ASC, FSF, NSC interview with Tara Jenkins of ASC. Source: American Cinematographer

どの映画にも、独自の言語があるはずで、棚からぼた餅ではないアイデアを思いつくことは、私にとっていつもとてもエキサイティングなことなんだ。

ホイト・ヴァン・ホイテマ、ASCタラ・ジェンキンスとのインタビューにて

第38回ASC賞受賞者リスト

第38回ASC賞各部門の受賞者一覧(ノミネート作品の一覧はASCのウェブサイトで見ることができる:)

  • 劇場用長編映画 『オッペンハイマー』:ホイト・ヴァン・ホイテマ(ASC、FSF、NSC)
  • スポットライト賞:『The New Boy』のワーウィック・ソーントン監督
  • 1時間テレビシリーズのエピソード M.デヴィッド・ミューレン ASC(「マーベラス・ミセス・メイゼル」”Four Minutes”(プライム・ビデオ)
  • テレビシリーズ(リミテッド、アンソロジー)または映画作品 ボストン絞殺魔」(Hulu)のベン・クッチンスASC
  • 30分シリーズのエピソード カール・ヘルス「バリー」”Tricky Legacies”(マックス)
  • ドキュメンタリー賞:カレン・シェルドン(「キング・コール
  • MUSIC VIDEO賞:ジョン・ジョフィン(ASC) 「At Home」(演奏:ジョン・ブライアント)

MZedのシリーズ、ASC Clubhouse Conversationsの一環として、ヴァン・ホイテマが映画『オッペンハイマー』への貢献について語り、考察する。またホラーSF映画『Note』について語る。まだMZedに登録されていない方は、こちらから無料で全トークを視聴できる。

ASCクラブハウス・カンバセーションは、世界的に著名な撮影監督たちが、彼らの作品や創作過程を分析しながら、インスピレーションや経験を共有するトークシリーズだ。

私たちCineDは、ホイトの受賞を心から祝福したい。今後も彼の作品を楽しみにしている!

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