![MOFAGEがPLマウントレンズ用ドロップインフィルターアダプター「MOFAGE POCO」を発表](https://www.cined.com/content/uploads/2022/11/MOFAGE-POCO-Drop-in-Filter-Adapter-featured.jpeg)
MOFAGE POCO Drop-in Filter Adapterは、PLマウントレンズをE/RF/Z/Lマウントのカメラボディに装着し、内部のドロップインフィルターシステムを利用できるようにするアクセサリーで、来月Kickstarterで発売される予定。
MOFAGEは中国の新しい会社で、PLマウントのシネマレンズ用の新しいドロップインフィルターアダプターPOCOを開発した。このアクセサリーは多くの便利な機能を備えており、特にカメラパッケージをコンパクトにしたい場合には、非常に便利だ。
MOFAGE POCOドロップインフィルターアダプター:特徴
MOFAGE POCOは、リアフィルター機能を統合したレンズアダプター。このアクセサリーはPLマウントのシネマレンズ用に設計されており、ソニーE、キヤノンRF、ニコンZ、またはライカLレンズマウントを備えたカメラボディと互換性がある。レンズマウントはユーザーによる交換が可能で、レンズアダプターリングを交換するだけで、異なるカメラに装着できる。
![](https://www.cined.com/content/uploads/2022/11/MOFAGE-POCO-Drop-in-Filter-Adapter-mount-options.jpeg)
特に、NDフィルターを内蔵していないミラーレスやシネマカメラでの使用に適している。また、マットボックスを追加すると煩雑になるため、その代わりとしても重宝しそうだ。特に、RED KOMODOやV-RAPTORのユーザーをターゲットにしているようで、Breakthrough PhotographyのCinema DMFやKipperTieのRevolva RF-PLやStrata PL-NDなどの製品と直接競合することになる。
![](https://www.cined.com/content/uploads/2022/11/MOFAGE-POCO-Drop-in-Filter-Adapter-RED-KOMODO-640x360.jpeg)
リアフィルターのもう一つの大きな利点は、レンズのフロント径に関係なく使用できること。しかし、POCOは膨大な種類のPLマウントレンズで動作するが、これらの中には、ドロップインフィルターと干渉する可能性のある長い突起を持つリアエレメントがある傾向がある。そのため、クリアランスチェックツールを紙媒体で提供し、互換性を検証している。
![](https://www.cined.com/content/uploads/2022/11/MOFAGE-POCO-Drop-in-Filter-Adapter-filter-options-640x360.jpeg)
POCOドロップインフィルターアダプターは、ピュアクリア、遠隔操作可能な0.8MODギア付きVND(ND0.3〜2.4)、ブラックミスト、ホワイトミスト、ストリークフィルターなど複数のフィルターオプションが用意されている。フィルターを挿入すると、自動的にアダプターにカチッとはまり、ワンプッシュで素早く解除することができる。
![](https://www.cined.com/content/uploads/2022/11/MOFAGE-POCO-Drop-in-Filter-Adapter-RED-V-RAPTOR-640x427.jpeg)
価格と発売時期
全体的に、MOFAGEのPOCO Drop-in Filter Systemは非常に有望だと思われる。このアクセサリーは12月にKickstarterで先行発売される予定で、すでにこちらから申し込むと329ドルという超早割価格で本体を予約することができる。これは、特に上記のいくつかの代替品と比較した場合、かなり積極的な価格帯と言える。
なお、クラウドファンディングのプラットフォームでプロジェクトを支援する際には、プラットフォームの利用規約を読み、製品の配送に大幅な遅れが生じる可能性があることや、プロジェクトによっては、全く納品されないことを知っておく必要がある。
詳しくは、こちらのMOFAGEのウェブサイトをご覧ください。