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コンパクトな3in1三脚「HEIPI Travel Tripod」がKickstarterに登場

コンパクトな3in1三脚「HEIPI Travel Tripod」がKickstarterに登場

ピークデザイン社のトラベル三脚(記事はこちら)を筆頭に、長年にわたり多くの多用途トラベル三脚を見てきたが、実用的で便利な改良の余地はまだまだある。HEIPIは現在、優れた三脚のあるべき姿を提案し、Kickstarterキャンペーンで大きな成功を収めている。

大きく重い三脚を持ちあるくのは骨が折れる。従って、そのような撮影に適した三脚は、適度に軽量で、多機能で、簡単に素早く使えるものであるべきだ。

HEIPIの新しいトラベル三脚は、基本的に3つの異なるパーツで構成されるモジュール式の三脚で、個別に使用することも、一緒に使用することもでき、多くの機能を備えたかなり機能的なものになっている。キャンペーン動画はこちら。

HEIPIトラベル三脚

前述のピークデザインのトラベル三脚やUlanzi & Comanとよく似ているが、この新しいHEIPIトラベル三脚にはいくつかのトリックがある。

HEIPI Travel Tripod
image credit: HEIPI

HEIPIの三脚は基本的に、ベース三脚、いわゆるインナー三脚(3本柱センターポール)、ボール雲台の3つのパーツから構成されている。インナー三脚とボール雲台を組み合わせて使うこともできる。また、ボール雲台はお手持ちのスライダーなどの機材と組み合わせて使える。

HEIPI Travel Tripod
Various features. Image credit: HEIPI

また、インナー三脚はベース三脚の延長として、1本柱ではなく3本脚(剛性向上)、地面に近い位置での撮影にはアンダースラングモードで使用することも可能だ。

HEIPI Travel Tripod
image credit: HEIPI

付属のスマートフォンホルダーを使えば、通常のスマートフォンを三脚に取り付けることができる(もちろん、小型のインナー三脚にも)。セットアップ全体を軽量化したい場合は、内蔵されたフックを使って機材バッグに掛けるなどして使用できる。

ボール雲台を使用すれば、必要に応じてカメラを垂直にセットすることもできる。また、クリックパン機能も搭載している。このモードでは、ボール雲台が10°ごとにクリックし(ミュートも可能)、完璧なパノラマ撮影を実現する。

HEIPI Travel Tripod
Integrated phone holder. Image credit: HEIPI

HEIPIトラベル三脚は、カーボンファイバーと金属で作られており、比較的軽量でありながらかなり頑丈に見える(1.35 kg – w/inner tripod: 1.2 kg)。サイズは、梱包状態で44.5cm、直径6.9cmとなっている。

HEIPIによると、最大高さは150cm、耐荷重は24.95kg。

HEIPI Travel Tripod
image credit: HEIPI

価格

Kickstarterキャンペーンは11月16日まで実施されており、今のところ目標額は順調に達成されているようだ。本稿執筆時点で366,000ドルの資金が集まっており、これは当初の目標額10,000ドルの36.6倍に相当する。

HEIPI Travel Tripod
image credit: HEIPI

スーパーアーリーバード価格は299ドルと、かなりリーズナブルな価格設定となっており、キャンペーン終了後に販売されるHEIPIトラベル三脚の通常価格は399ドルとなる予定だ。この三脚が期待に応えてくれるなら、かなりお買い得と言える。

なお、クラウドファンディング・プラットフォームでプロジェクトを支援する際には、リスクを承知してください。プラットフォームの利用規約を読み、納品に大幅な遅れが生じる可能性があることを念頭に置いてください。プロジェクトによっては、全く納品されないこともあります。

Links: Kickstarter campaign | HEIPI website

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