![SANDMARCがiPhone用マクロレンズ「SANDMARC Macro 100mm」を発売](https://www.cined.com/content/uploads/2023/05/SANDMARC100mmMacroLens_Featured-1300x750.jpg)
SANDMARCは、iPhoneの撮影のために特別に設計された新しい100mmマクロレンズを発売した。このレンズは、iPhoneの内蔵カメラの最短撮影距離が200mm/7.8inであるのに対し、わずか53mm/2.08inと、より近い撮影距離を実現している。
2013年に設立されたSANDMARCは、サンディエゴを拠点に、フィルムメーカーやコンテンツクリエイターが外出する際のスマートフォンやカメラのアクセサリーを作ることに重点を置いている会社だ。レンズからフィルター、トラベル三脚、マウントまで、SANDMARCは長年にわたって堅実な製品ラインアップを展開してきた。
最近、iPhoneスマートフォン用の58mm望遠レンズを発売した後、SANDMARCはまた新たなレンズ、Macro 100mmレンズを発売した。
iPhone用マクロ100mmレンズの特徴
まず、SANDMARC Macro 100mmレンズは、すべてのiPhoneモデルに対応している。スマートフォンのモデルに応じて、レンズには専用のケースが付属している。確かに、最新のiPhone 13 Pro/iPhone 14 Proにはマクロモードが内蔵されているが、その他のモデルにはマクロ機能はない。
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しかし、最新機種のユーザーでも、この100mmマクロレンズは役に立つと思われる。iPhone 13 Proや14 Proでは、広角カメラでマクロ撮影を行うため、被写界深度や背景があまり圧縮されない。
例えば、iPhone 14 ProでSANDMARCレンズを使用する場合、まず、12MPではなく48MPの解像度の恩恵を受けることができる。次に、「本物の」マクロレンズを通しているため、背景がより圧縮さ れる。
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この100マクロレンズをiPhoneのカメラの前で使用するもう一つの利点は、最短撮影距離を短くすることだ。iPhone 13/14 Proのレンズは最短撮影距離が200mm/7.8inだが、SANDMARCのレンズは最短撮影距離を53mm/2.08inに短縮することができる。
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物理・光学設計
レンズにはiPhoneの機種に合わせた保護ケースが付属しており、100mm Macroはケースの背面に直接ネジ止めする。レンズの直径は48mm、重さは114g/4ozなので、スマートフォンにしっかり固定する必要がある。スマートフォンで別のケースを使用する場合、レンズにはクリップオンマウントも付属している。
レンズと光学設計の面では、SANDMARCはマルチコートとマルチエレメントガラスを使用していると述べているが、それに関する詳しい情報はない。
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価格と発売時期
SANDMARC Macro 100mmレンズは、129.99ドルで発売中。箱の中には、Macroレンズ、iPhoneケース、クリップオンマウント、レンズポーチ、フロント/バックレンズキャップが入っている。
詳しくは、こちらのSANDMARCのウェブサイトをご覧ください。