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Chrosziel がMeta Mount E-PLを発売 – 電子メタデータとレンズ制御を実現

Chrosziel がMeta Mount E-PLを発売 - 電子メタデータとレンズ制御を実現

ドイツのシネアクセサリーメーカーChroszielは、新しい、明らかに非常に便利なレンズアダプターを発表した。Chrosziel Meta Mount E-PLは、貴重なPLマウントシネレンズとアクティブEマウントを持つあらゆる(ソニー)カメラの間のギャップを埋める。さらに、Meta Mountはレンズからカメラへのメタデータだけでなく、放送用レンズを使用する場合はレンズの制御データもレンズに送る。

カメラに非ネイティブマウントのレンズを装着するのは大変なことだ。メカの問題だけでなく、精度の問題もある。 レンズがセンサー面から1/10ミリでも離れていると、無限遠のピントを正しく合わせることが難しくなる。もしアダプターを使わなければならないのであれば、品質の確かなものを選ぶ必要がある。

Chrosziel Meta Mount
The new Chrosziel Meta Mount E-PL. Image credit: Chrosziel

Chroszielは、カメラサポートアクセサリーを中心に、マットボックスやレンズモーターなど、映画業界向けに非常に精密なツールを供給している。今回紹介するChrosziel Meta Mountは、PLレンズをソニーEマウントカメラに装着するための機械式レンズアダプターであり、一種のハイブリッド製品。PLレンズをソニーEマウントカメラに装着するための機械式レンズアダプターだが、装着したレンズのレンズデータ信号をホストカメラに送信したり、逆にサーボユニット付きレンズを使用する際にカメラからレンズにレンズ制御データを提供する電子ブリッジでもある。

Chrosziel Meta Mount E-PL

クロッシェル・メタマウントの場合、それは決して小さなものではない。しかし、レンズサポートソケットと、サーボモーターを取り付けたENGレンズの制御と電源供給用の12ピンヒロセと5ピンLemoコネクタなどのいくつかのデータポートが用意されている。

ソニーFX9 / FX6 / FX3カメラ(この製品ではソニーFX9がメインターゲットだと思われる)は、ハンドグリップ、RCP、またはカメラのWeb GUIを介してレンズ(フォーカス/アイリス/ズーム)を制御するために使用することができる。

Chrosziel Meta Mount
image credit: Chrosziel

レンズのデータは、マウント本体の内部接点を介して流れる。LDS(Lens Data System)、Cooke/iプロトコルに対応しています。アイリスの設定、ピント距離、ズームの焦点距離など、必要なデータが映像とともに記録されるため、ポストプロダクションでの視覚効果が非常に容易になる。もちろん、ファインダー内に表示することも可能だ。

先ほど精度の話をしたが、Chrosziel Meta Mountはシム可能で、フランジ距離を微調整するための専用シムセットが付属している。

Chrosziel Meta Mount
image credit: Chrosziel

主な仕様の概要は以下の通り。

  • EマウントカメラとPLマウントレンズの組み合わせ
  • メタデータ通信用接点と電子回路
  • ENGレンズコントロール用12ピンヒロセ出力
  • 3/8″レンズサポートソケット
  • USB Type min A-B (ファームウェアアップデート専用)
  • 電源 10-16V (Lemo互換0B 5ピン)
  • 最大消費電力 約350mAh @ 12V

価格と発売時期

Chrosziel Meta Mountは予約受付中で、9月末に配送開始の予定。価格は3,850ドルと決して安くはないが、前述の通り、特に光学系が絡む仕事で高性能かつ精密なツールが必要な場合は、検討する価値がある。

リンク Chrosziel社ホームページ

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