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Nextorage がB1 Pro、B1 SE CFexpress Type Bカードを発売 – 高速な新メモリーカード

NextorageはInter BEE 2022で、非常に高速なCFexpress Type Bメモリーカードの新製品、B1 ProとB1 SEシリーズを発表した。B1 Proは、最大読込速度1,950MB/s、最大書込速度1,900MB/sを実現している。さらに、これらのカードはVPG400規格に準拠し、165GBから1,3330GBまで各種容量が用意されている。

Nextorageは、ストレージソリューションやメディアストレージソリューションを提供している日本のメーカー。同社は以前、Atomosと提携し、500GBと1TBの容量を持つAtomX SSDminisも開発した。

今回、同社はCFexpress Type Bメモリーカードとして、Nextorage B1 ProシリーズとB1 SEシリーズの2つのラインアップを発表した。

Image credit: Nextorage

共通の特徴

Nextorage B1 Proは映像制作者向け、B1 SEはフォトグラファー向けだが、両カードには以下のような共通した特徴がある。

  • 耐熱温度:-10 ℃~70 ℃
  • 耐衝撃性(EIA-364-27A準拠)、耐X線・耐UV性(ISO7816-1準拠)、耐磁気性
  • 帯電防止(IEC 61000-4-2規格に準拠)
  • 両カードともPCIe 3.0 NVMe 1.4インターフェイスをサポートする

またNextorageによると、両カードはキヤノンEOS R3/R5/R5C、ニコンZ9など各種カメラに対応する。他の機種との互換性については現在検証中であり、今後ホームページで更新していくとのことだ。

Image Credit: CineD

Nextorage B1 Proシリーズの特徴

Nextorage B1 Proシリーズは、主に映像制作者向けに設計されており、165GB、330GB、660GB、1330GBの4種類の容量が用意されている。

Nextorage B1 Pro CFexpress Type Bカードは、最大1,950MB/sの読み込み速度、最大1,900MB/sの書き込み速度を実現している。さらに、VPG400規格に対応し、最低1,800MB/sの書き込み速度を維持することができる。

B1 ProシリーズCFexpress TypeBカードは、「Dynamic Auto Power Save」システムを搭載している。これはNextorageが動画撮影時の低消費電力化のために開発したシステムだ。Nextorageは、B1 ProシリーズがpSLC CFexpress非搭載のカードと比較して、最大68%の省電力性を実現したとしている。

メモリーカードの消費電力が少ないということは、その温度が下がるということでもあり、サーマルスロットリングやカメラのオーバーヒートに効果があることを意味する。例えばキヤノンEOS R5で撮影する場合などは、大きなメリットになるだろう。

Image Credit: CineD

Nextorage B1 SEシリーズの特徴

Nextorage B1 SEには、128GBと256GBの2種類がある。このCFexpress Type Bメモリーカードのラインナップは、映像制作者よりも写真家向けと言える。

B1 SEは、B1 Proと同様の1,950MB/sの読み込み速度を持つが、書き込み速度は1,100MB/sに留まる。ただし、この数値は256GBモデルのみで、128GB版は最大読み込み速度が1,400MB/s、最大書き込み速度が550MB/sとなっている。

Image Credit: CineD

価格と発売時期

どちらのカードも2022年12月下旬に発売される予定。B1 Proは165GBが27,000円、330GBモデルが60,000円、660GB版が100,000 円、最上位の1330GB版が200,000 円となっている。B1 SEは、128GBモデルが10,000円、256GBバージョンが 20,000円と、より手ごろな価格になっている。

詳しくは、Nextorageのウェブサイトをご覧ください。

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