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AtomosがNINJA V & V+用AtomOS 10.74をリリース

AtomosがNINJA V & V+用AtomOS 10.74をリリース

Atomosは、5インチモニター/レコーダー「NINJA V」「V+」のファームウェアアップデートAtomOS 10.74をリリースした。このファームウェアアップデートには、カスタムフレームガイド、フレームグラブ、オニオンスキンオーバーレイの3つの新機能が含まれている。

Atomos Ninja VはNAB 2018で初めて紹介されたが、このオリジナルの5インチモニターレコーダーは、1年前に発売されたNINJA V+のアップデートにより、徐々に置き換えられている。

初代NINJAの発売から5年近くが経過しているが、同社は無料でファームウェア・アップデートを続けているのは賞賛に値する。

今回も、AtomosはNINJA VとV+のための新しいファームウェア・アップデート、AtomOS 10.74をリリースした。

AtomOS 10.74:新機能

モニター・レコーダー「NINJA V」「NINJA V+」のAtomOS 10.74アップデートは、”クリエイティブ・アップデート “だ。つまり、録音側の変更・改善は行わず、モニター部分のみの変更・改善を行なっている。

まず、今回のアップデートでは、特定のアスペクト比を設定できるカスタムフレームガイドが新たに搭載された。この機能は、特にソーシャルメディア向けに1:1や9:16などの「非従来型」のアスペクト比でコンテンツを撮影する場合に便利だ。市場のほとんどのモニターはすでにこの機能を備えているので、Atomosがこの機能を実装したのは喜ばしいことだ。

The frame grab button is at the bottom right of the UI. Image credit: Atomos

AtomOS 10.74で次に追加されたのは、フレームグラブ機能だ。その名の通り、NINJA V/V+で直接、解像度1920×1080の静止画を生成し、PNG形式で保存できるようになる。また、「イメージセンサーから取り出した」フレームや、特定のLUTを適用したフレームを取り込むことも可能。

Onion skin overlay feature. Image credit: Atomos

最後に、NINJA V/V+では「オニオン・スキン・オーバーレイ」モードが利用できるようになった。この機能により、ライブ映像の上にオーバーレイされるフレームを取り込むことができる。このモニターツールは、ストップモーションの作業をしていて、前のフレームがどのようなものだったかを確認する必要がある場合に便利だ。

価格と発売時期

AtomOS 10.74 for NINJA V and V+は、現在、すべてのユーザーに対して無償でダウンロード提供されている。詳しくはAtomosのホームページをご覧いただきたい。

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