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SmartSystemがSmartCAM TEMPOを発表 – 耐久性に優れたSDIスプリッターとリクロッカー

SmartSystemがSmartCAM TEMPOを発表 - 耐久性に優れたSDIスプリッターとリクロッカー

SmartSystem SmartCAM TEMPOは、堅牢なアルミデザインを採用したSDIスプリッター。12G SDI入力をサポートし、2つのSDI出力を提供し、信号情報と診断データを表示するための内蔵OLEDスクリーンを備えている。販売価格は約430ユーロ。

SmartSystem社は、ハイエンドのカメラサポートとモーションコントロールシステムを専門に製造するイタリアのメーカー。SmartCAM MATRIXソリシリーズ、ArmX1スタビライザーアーム、スライダー、ドリー、モーションコントローラーなど、さまざまな製品を製造している。

最近、SmartCAM TEMPOというコンパクトなSDIスプリッターを発表したが、これは例えばカメラをスレッドに乗せて運ぶときに便利だ。

SmartSystem SmartCAM TEMPO
SmartSystem SmartCAM TEMPO. Source: SmartSystem

SmartSystem SmartCAM TEMPO – 特長

SmartSystem SmartCAM TEMPOは、1つのSDI入力を受けて、それを2つのSDI出力信号に分割し、フルバッファリングとリクロッキングを行うというもの。12GのSDI入力信号にも対応している。

SmartSystem SmartCAM TEMPO. Source: SmartSystem

さらに、スプリッターの前面には有機ELディスプレイを内蔵し、信号の種類、リンク品質、イコライズ量、温度などをモニターすることが可能だ。また、入力信号の品質を評価するためのEye-Pattern診断ツールも用意されている。

Eye-Pattern signal quality monitoring tool on SmartSystem SmartCAM TEMPO
Eye-Pattern signal quality monitoring tool. Source: SmartSystem

スプリッターの背面には、デバイスをリグに迅速かつ安全に取り付けるための15mmロッドクランプと、極性を問わない設計の2ピンIN/OUT電源ポート(10~17VDC)を備えている。SmartCAM TEMPOの消費電力は5W未満で、放熱用のヒートシンクが内蔵されている。

堅牢な設計とアップグレード可能なファームウェア

同社によると、SmartCAM TEMPOはアルミニウム製で堅牢なため、撮影現場での作業でも安心して使用できる。本体サイズは、すべてのコネクタを含めて91x73x31.5mm / 3.58×2.87×1.24″ で、重量は0.180g/0.39lbs。

SmartSystem SmartCAM TEMPO technical drawing
SmartSystem SmartCAM TEMPO technical drawing. Source: SmartSystem

また、SDI入力コネクタの隣に設置された専用USBポートを介してコンピュータに接続することができる。これにより、WindowsとMacの両方で利用可能なSmartSystem Burnerデスクトップアプリケーションからインストール可能な将来のファームウェアアップデートの恩恵を受けることができる。

価格と発売時期

スマートシステムの新製品「SmartCAM TEMPO」は、メーカーサイトより購入可能。正式な販売価格は、VATおよびカスタム手数料を除き、約430ユーロに設定されている。

詳細については、こちらのSmartSystemのウェブサイトをご覧ください。

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