パナソニックがS5を発表 ― より低価格なLマウントフルフレーム

2020.9.3
パナソニックがS5を発表 ― より低価格なLマウントフルフレーム

パナソニックがLUMIX S5を発表した。Lマウントのフルフレームだが、S1/S1Hに比べより手頃な価格に設定されている。フルフレーム24.2メガピクセル 35mm CMOSセンサーを搭載、ISO 51200まで使用可能で、14ストップ以上のダイナミックレンジとV-Gamut、V-Logを備えており、「 VariCam Look」と、4:2:0 10ビットで最大4K @ 60p / 50pの内部記録が可能となっている。

マウントとセンサー

マウントは定評のあるLマウントを採用、シグマ、ライカ、パナソニックのLマウントレンズを使用できる。センサーは、デュアルネイティブISOを備えた24.2メガピクセル 35mmフルフレームセンサーで、デュアルベースISO技術を採用。通常はISO640で撮影し、ISO4000以上を必要とする低照度環境下では、ベース感度がISO4000に自動的に切り替わる。

Panasonic LUMIX S5. Image source: CineD

記録フォーマットと出力形式

4Kで1〜60fps、HDで1〜180fpsのスロー&クイックモーション記録が可能。4Kでは最大2.5倍スロー、FHDでは最大5倍のスロー記録ができる 。またスローモーションでオートフォーカスが使用できるが、150fpsになるとマニュアルフォーカスに切り替わる。さらに、4:3アナモルフィック撮影モード、インターバル記録機能(4K /60p)、HDRビデオ記録モードが搭載されている。

記録メディアは2つのSDカードスロットを搭載。1つはUHS-Iを、もう1つはより高速なUHS-II SDカードを使用できる。

また、HDMIを介して4K、60p / 50p 、4:2:2 10ビットを出力でき、外部レコーダーで記録することができる。なお8ビット記録モードには連続記録時間制限は無いが、10ビットの内部記録では30分で停止し、記録ボタンを押すと記録を続行できる。

アップデートによる機能追加

将来のファームウエアによる機能追加も発表された。2020年末にHDMIから5.9K(5888x3312px)29.97p / 25pのRAW出力、3.5K(3536x2656px)/50pのアナモフィックビデオ、そして4K(4128x2176px)59.94p / 50p出力をサポートし、 Atomos Ninja Vでの記録が可能となる。またカメラ内部で、マスターペデスタル調整、SS /ゲイン操作、そしてベクタースコープ機能など、さらに多くのアシスト機能が追加される。

手振れ補正

LUMIX S1R、S1、S1Hと同じく、S5にもボディ内5軸手振れ補正が搭載され、対応するレンズの2軸O.I.S.も最大限に活用できる (光学手振れ補正)。これにより6.5ストップの補正が可能で、手持ち撮影を強力にサポートする。

オートフォーカス

AFはコントラストベースだが機能が強化されており、AIのディープラーニングAF機能により追従性能が向上している。

Panasonic LUMIX S5. Image credit: CineD

モニター、ファインダーとアクセサリー

背面には高精細184万ドットの3.0型のフリーアングルモニターを搭載。高輝度・広色域で屋外での視認性にも優れている。またファインダーは236万ドットOLEDファインダーを搭載。フレームレート120fps、表示タイムラグ0.005秒を実現し、スムースな表示が可能となっている。

アクセサリーではDMW-BGS5バッテリーグリップが用意されている。またDMW-SHGR1三脚グリップ、DMW-RS2リモートシャッターコントロール、プラグインタイプのDMW-XLR1マイクアダプター、DMW-DCC17 DCカプラーなどが用意される。

まとめ

LUMIX S5は、映像クリエーターから注目されるカメラになるだろう。理由は簡単で、非常に高いパフォーマンスと競争力のある価格を実現しているからだ。動画撮影における、Lマウントの強力な推進エンジンとなる可能性がある。

実勢価格はボディ本体が25万円弱(税込)となっている。さらに最大3万円キャッシュバックのキャンペーンも発表されている。

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