SWIT LC-D421レビュー - 4連バッテリーチャージャー

SWIT LC-D421レビュー - 4連バッテリーチャージャー

SWIT LC-D421は、用途の広い4チャンネル充電器だ。本機はプレートが交換できるため、ソニーNP-F、キヤノンLP-E6、ソニーBP-U、パナソニックCGA、JVC50バッテリーなどを同時に充電することができる。SWIT LC-D421を数か月使用したのでレポートする。

SWIT LC-D421の主な機能

SWIT LC-D421は、4チャンネルのバッテリー充電器で、4本のバッテリーを同時に充電できる。バッテリープレートを交換することができるので、バッテリーごとに複数の充電器を用意する必要がない。

最近、ソニーNP-FおよびパナソニックD54 / VBDバッテリーを充電できるFxlionPL-SP40クアッドチャンネルバッテリー充電器をレポートした。どちらの製品も同時に4つのバッテリーを充電できるが、SWIT LC-D421には取り外し可能なバッテリープレートがある。

SWIT LC-D421には、ユニットの上部に4つのバッテリーコンパートメントがあり、購入時に、必要なバッテリープレートを選択する必要がある。筆者は2つのNP-Fプレートと2つのLP-E6プレートを選択した。以下は、互換性のあるバッテリーのリスト。

  • KA-C10U: Sony BP-U type (8.4V/2A)
  • KA-C10F: Sony NP-F type (8.4V/2A)
  • KA-C10D: Panasonic CGA, AG-VBR59 (8.4V/2A)
  • KA-C10B : Panasonic VW-VBG6 (8.4V/2A)
  • KA-C10C: Canon BP-945 type (8.4V/2A)
  • KA-C10I: SSL-JVC50 type (8.4V/2A)
  • KA-C10V : JVC BN-VF823 type (8.4V/2A)
  • KA-C10E: Canon LP-E6 (8.4V/1A)
Fxlion PL-SP40 on the left, SWIT LC-D421 on the right. Image credit: CineD

品質とサイズ

充電器本体は220mmx 125mm x69.3mmのプラスチックの箱だが、プラスチックは安っぽくはない。少々乱暴に扱っても大丈夫そうだ。

SWIT LC-D421の重量は約700gで、Fxlion PL-SP40とほぼ同じだが、後者はわずかに小さい。

Image credit: CineD

バッテリープレートを各電源コネクタに差し込み、プレートをスライドして所定の位置にロックする。

SWIT LC-D421
Image credit: CineD

プレートを取り外す場合は、小さなプラスチックのツメを押して後ろにスライドさせる。プレートのコネクタは壊れやすそうなので、ここは注意する必要がある。

バッテリーをバッテリープレートに入れると、しかり固定されるが固すぎることはない。安価なバッテリー充電器ではプレートの許容誤差が大きいが、SWIT LC-D421充電器は固すぎたり緩すぎたりすることはない。バッテリーを取り外すには、タブを押してバッテリーをスライドさせる。

SWIT LC-D421
Image credit: CineD

各バッテリープレートの下には、25/50/75/100%の4つのLED充電インジケーターがある。このLEDインジケーターは非常に正確だ。Fxlionシステムではバッテリーが完全に充電されると赤から緑に変わるが、これよりもはるかに正確で管理しやすい。

電源

SWIT LC-D421はAC電源のみから給電するため、Vマウント/ゴールドマウントバッテリーをから給電することはできない。電源プラグの隣にオン/オフスイッチも用意されている。

SWIT LC-D421
Image credit: CineD

同社によれば、充電器の消費電力は100W、充電出力はDC 8.4V、チャンネルあたり最大2Aとのこと。ただし、チャンネルあたり1Aでしか充電できないLP-E6バッテリーではその範囲にとどまる。Fxlion PL-SP40はチャネルごとに1Aしか出力しないため、バッテリーが対応できればSWITでは2倍の急速充電が可能なはずだ。これについては後述する。

ファンノイズ

SWIT LC-D421の電源を入れると、バッテリーが挿入されていなくても内蔵のファンが作動する。このファンをオフにする方法はない。このファンノイズは比較的大きいので、この充電器の主な欠点の1つだ。

テスト期間中、筐体が相当に熱くなることはなかった。なお、Fxlionユニットにはファンがない。これについてメーカーに問い合わせたところ、次のような答えが返ってきた。

ファンについては、周囲温度が40℃を超えても正常に使用できることが必要です。内部部品は高温の影響で寿命が短くなることはありません。

4チャンネルを2Aで同時に充電できるため、室温なら熱く感じない場合でも、周囲温度が40℃に達すると、内部温度が部品の動作温度を超えてしまいます。そのためファンを追加しました。

Fxlion PL-SP40充電器は、4チャンネル1A充電のみですが、温度関連の信頼性基準をどのように扱ったかはわかりません。

筆者は正直に言って、ファンがなく数か月で機能しなくなるよりも、ファンを付けることを支持する。専用の機材室を備えたレンタルハウスや制作会社などなら、このファンノイズは問題にならないだろう。

充電時間

まず、充電時間は状況に左右される。実際、室温、バッテリーの残量、バッテリーの寿命などに依存する。したがって筆者のテストの結果が読者のバッテリーに当てはまるとは限らない。

もう少し科学的に言うと、理論的な充電時間はバッテリー容量を充電電流で割ることによって算出できる。たとえば、LP-E6Nバッテリーの容量は1865mAhで、SWIT LC-D421の充電出力はチャンネルあたり1000mAであるため、このバッテリーの充電には約2時間かかる。容量が6600mAhのNP-F970バッテリーの場合、充電時間は約3時間30分となる。

4か月前に同時に購入した公式のキヤノンLP-E6Nバッテリーを使用してテストを行った。これらの充電/放電回数は20回未満だ。また、約1年使用し、充電/放電回数が50未満のPatonaブランドのソニーNP-F970タイプバッテリーでもテストした。

SWIT LC-D421
Image credit: CineD

テスト結果

まず、SWITLC-D421と、キヤノンの純正LC-E6充電器の充電時間を比較した。LC-E6の出力は8.4V / 1.2Aだが、SWITの出力は8.4V / 1Aだ。したがってSWIT製のほうがキヤノン製よりも充電時間が長いはずだ。

テストでは、SWITLC-D421にLP-E6Nバッテリーを1個だけ入れた。キヤノンLC-E6充電器は1時間45分で充電を完了し、SWITは2時間10分かかった。これは約20%遅い。テストを2回行ったが、同様の結果だった。

また、SWIT LC-D421で2個のLP-E6Nバッテリーを充電するテストも行ったが、充電時間は2時間程度だった。これらの調査結果についてSWITに連絡したが、同社の返答は以下の通り。

SWITは、安全性、信頼性、持続性において常に最高の価値を持っています。キヤノンのE型バッテリーは容量が比較的小さいため、2A充電はバッテリーセルの通常の充電範囲を超え、バッテリー寿命が大幅に低下します。したがって、キヤノンの充電器は1.2Aしか充電できません。また、LC-D421は電流制限処理を備えたEタイプのバッテリー用に特別に設計されており、1Aの充電のみがサポートされているため、充電時間は純正の充電器よりも少し長くなります。他のタイプのバッテリーは、LC-D421で2Aで充電できます。

SWIT

今度はSWITLC-D421とFxlionPL-SP40で、ソニーNP-F970バッテリーを使用して、再度充電テストを行った。各充電器には2個のバッテリーを挿入した。 SWIT充電器は3時間18分、Fxlionは約5時間で充電が完了した。

まとめ

ご覧のとおり、充電テストの結果は悪くない。ただし、SWIT充電器は、純正の充電器と比較して、充電時間が少し長くなる。

筆者にとって、SWIT LC–D421は用途が広く、ユニバーサルなバッテリー充電器の1つとなっている。映像クリエーターが日常的に使用するキヤノンLP-E6、ソニーNP-F、キヤノンBPバッテリーに対応しており、ワークフローを確実にスピードアップする。ただし、筆者にとって最大の欠点はファンノイズだ。別の部屋がない場合、気になるかもしれない。

価格と発売時期

SWIT LC-D421は、4つのバッテリープレートが付いて305ドルで、同社のサイトから購入できる。

取り外し可能なバッテリープレートを持つ4連バッテリー充電器は他に見つからない。 Fxlion PL-SP40は225ドルだが、NP-F /パナソニックの各スタイルのバッテリープレートに固定されている。

Link: SWIT website

 

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