ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 16とFusion 16のBeta 7をリリースした。最終バージョンがまもなく入手できる。
DaVinci Resolve 16 – Beta 7の概要
数ヶ月前に、DaVinci Resolve 16 Beta 3アップデートについてレポートした。 ブラックマジックデザインは、バグなどを修正しつつ、ベータ版を数回リリースした。 DaVinci Resolve 15では、最終バージョンの前に8つのベータバージョンをリリースしている。
以下はDaVinci Resolve 16 Beta 7の機能リスト。
- 埋め込まれたAIFFコンテンツのデコードをサポートすることでAAFタイムラインをインポートの改善
- メディアプールからクリップをドラッグするとLinuxシステムで動作しないことがある問題を修正
- 音を使ったマルチカムアングルの同期が時々正しく機能しない問題を解決
- ブラックマジックデザインの再生デバイスを使用してモニターしているときに編集ページとカットページで再生が遅くなることがある問題を解決
- 編集タイムラインでOpenFXキーフレームを編集するとクラッシュすることがある問題に対処
- FusionのタイトルとジェネレーターがFusionページで誤って初期化されることがある問題を解決
- ペイントツールのオーバーレイを有効にするとFusionビューアで正しく機能しない問題を解決
- ワンドツールや範囲ツールをマスク入力でプレビューするとクラッシュする問題を解決
- FusionページのColor Correctorノードでヒストグラムタイプを変更するとアプリケーションがハングアップする問題を解決
- カラーページで静止画を切り出すと特定のサードパーティ製OpenFXプラグインのクリップで失敗する問題を解決
- 特定のOpenFX、ResolveFX、またはFusionエフェクトが適用されているクリップでカラー修飾が正しく機能しない問題を解決
- 5.1オーディオのAACクリップがマルチモノとしてインポートされる問題を解決
- レンダリングされたQuickTimeクリップで7.1および7.1フィルムのチャンネルの順序が正しく表示されない問題を解決
- レンダリングされたIMFパッケージがステレオ、5.1、およびその他のオーディオフォーマットに対して誤ったオーディオメタデータを持つ問題を解決
- 特定のQuickTimeフォーマットにスピードを変更してクリップをレンダリングすると破損ファイルが生成されることがある問題を解決
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上
上記のとおり、ほとんどの変更点はバグおよびクラッシュの対策となっている。
Fusion 16 – Beta 7の概要
Fusion 16は、このBeta 7で完成度を高めている。修正点はほとんどないが、以下が変更点のリスト。
- いくつかのFusion compsを開くとアプリケーションがハングアップすることがある問題に対処
- ペイントツールのオーバーレイを有効にするとビューアで正しく動作しない問題を解決
- ワンドツールや範囲ツールをマスク入力でプレビューするとクラッシュする問題を解決
- ColorCorrectorノードのヒストグラムタイプを変更するとアプリケーションがハングアップする問題を修正
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上
ブラックマジックデザイはユーザーの意見に耳を傾けているように見え、Fusion 16 – Beta 7はかなり安定してきている。
DaVinci Resolve 16 Beta 7の新しいバージョンは、ブラックマジックデザイのサポートページからダウンロード可能。 StandardユーザーとStudioユーザーでは、以前のすべてのバージョンからの無料でアップグレードできる。