ライカ(Leica)がS3を発表 - ミディアムフォーマットカメラ

ライカ(Leica)がS3を発表 - ミディアムフォーマットカメラ

ライカ(Leica)は最新のミディアムフォーマットデジタル一眼レフカメラS3を発表した。このカメラはPhotokina 2018で初めて公開されたもの。S364メガピクセル 30 x 45mm CMOSセンサーを搭載し、C4K422 8ビット、最大24Pビデオを撮影できる。残念ながら、非圧縮HDMI出力はFull-HDのみに制限されている。

Leica S3の概要

S2のリリースから10年経ち、ライカはフラッグシップのミディアムフォーマットカメラS3を発売した。外観はS2やS Typ 007にかなり似ている。ただし、内部は大きく異なっている。

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The Leica S2 on the left, Leica S3 in the middle, and Leica S Typ 007 on the right. Image credit: Leica

S3には30 x 45mmのライカProFormat CMOSセンサーが搭載されている。64メガピクセルの静止画を撮影でき、富士フイルムGFX50やGFX100の直接のライバルになる。センサーの前にローパスフィルターが無いので、ビデオモードではモアレが生じる可能性がある。

またISOは100から50,000まで設置できる。また同社によると、15stopのダイナミックレンジを持つとしている。

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Image credit: Leica

レンズマウントとファイルフォーマット

ライカS3はSマウントを備えており、既存のすべてのSレンズを使用できるが、ライカによると、適切なアダプターを使用して他のミディアムフォーマットシステムのレンズをマウントすることもできる。

現在、Contax 645、Hasselblad VおよびH、Mamiya 645、Pentax 67など、いくつかのレンズアダプターが用意されている。これらのレンズアダプターは、少なくともオートフォーカスと絞りをサポートする。ビデオモードでは、フォーカスピーキングガイドも用意されており、フォーカシングを容易にしている。

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Image credit: Leica

静止画は、ロスレス圧縮DNGまたはJPEGで撮影できる。ファイルは、カメラの右側にあるSD(SDXC)カード、カメラの左側にあるCFカード(UDMA7)、または直接パソコンに記録される。

このような巨大なセンサーで撮影された大きなファイルを処理するため、S3はMaestro IIイメージプロセッサが採用されている。連写は毎秒3フレームで、ロスレス圧縮DNGで静止画を撮影している場合、連続して6フレームに制限されている。JPEGで撮影する場合は制限ない。

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Image credit: Leica

ビデオ機能

大きなセンサーと強力な画像プロセッサを備えたライカS3は、C4K(4096×2160)で24fps、フルHD で30fpsのビデオ撮影ができる。現時点では50fpsやそれ以上のフレームレートでは撮影できないので、スローモーションの撮影はできない。

C4Kではフルセンサー幅(トリミングなし)を使用し、Motion JPEGコーデックを使用して4:2:2 8ビットで、MOVファイルとして内部記録する。ミニHDMIポート(HDMI Type-C)から非圧縮信号を出力できるが、フルHDでのみ可能で、8ビット4:2:2に留まる。したがって、その出力を外部記録する利点は無い。

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Image credit: Leica

オーディオ機能は、3.5mmミニジャックマイク入力と3.5mmヘッドフォンジャックが用意されている。

ライカによると、静止画撮影では、ライブビューを使用していない場合、フルチャージされたバッテリーで最大1000ショットを撮影できる。ビデオモードでのバッテリー持続時間に関する情報は無い。

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Image credit: Leica

カメラの下部には、1 / 4-20インチと3 / 8-16インチのネジ穴が用意されている。これは、2本のネジでクイックリリースプレートを取り付けるのに便利。 2本のネジで、クイックリリースプレートがしっかりと固定され、ねじれを防止する。他のデジタル一眼レフやミラーレスカメラにも採用して欲しいアイデアだ。

価格と発売時期

ライカS3は今月末に出荷予定で、現在18.995ドルで予約注文できる。このカメラは万人向けではなく、価格も安価なものではない。

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