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パナソニックがLUMIXファームウェアを更新:S5 II、S5 II X、S9、GH7、G9 IIが対象

パナソニックがLUMIXファームウェアを更新:S5 II、S5 II X、S9、GH7、G9 IIが対象

パナソニックは複数のカメラとSシリーズレンズ向けに新たなLUMIXファームウェアアップデートを公開した。起動時間の改善、カスタマイズ可能なフォーカスリング機能の追加、DJI RS 4ジンバル向けBluetoothサポートの拡充が実施されている。2025年10月20日より提供される。

10月に新アプリ「LUMIX Lab 2.0」と「LUMIX Flow 1.3」をリリースしたパナソニック(別記事参照)は、LUMIX S5 II、S5 II X、S9、GH7、G9 IIおよび複数Sシリーズ単焦点レンズ向けファームウェア更新も公開した。今回のアップグレードは目玉機能ではなく応答性と統合性に重点を置くが、日常的な使い勝手を強化するものだ。

起動速度の向上とDJI RS 4対応

本アップデートにより、S5 II、S5 II X、GH7、G9 IIの起動時間が短縮された。ドキュメンタリー撮影などを行うユーザーにとって歓迎すべき改善点だ。

さらにDJI RS 4 Pro、RS 4、RS 4 Miniとの完全なBluetooth接続を実現し、追加ケーブルなしで録画・フォーカス制御が可能となった。これによりパナソニックは、既にDJIとの深い互換性を提供するソニーやキヤノンに、ジンバル連携面でさらに近づいた。

パナソニックLUMIXとDJIは2年以上前にLiDAR技術での協力を発表しており、今回最新のカメラとジンバルの連携がさらに強化された。画像提供:パナソニック

カスタマイズ可能なフォーカスリング操作

S5 II、S5 II X、S9向けに、マニュアルフォーカスリングの方向反転や、ISO・絞り・ホワイトバランスなどの主要カメラ操作をリングに割り当てる機能がファームウェアで追加された。

同様の機能が6本のSシリーズ単焦点レンズ(18mm f/1.8、24mm f/1.8、35mm f/1.8、50mm f/1.8、85mm f/1.8、100mm f/2.8 マクロ)にも追加された。この追加カスタマイズは劇的な変化ではないが、静止画と動画の作業を切り替えるユーザーにとっては大きな違いを生む。

アプリとモニタリング機能の強化

新ファームウェアはLUMIX Flow 1.3との互換性も確保し、外部モニター使用時にLUTビューアシスト、マルチフレームマーカー、オートフォーカスフレーム表示などの機能を利用可能にする。これらの追加機能は、特にSNS向けの縦位置撮影において、より柔軟なフレーミングを可能にする。

将来的な互換性として、LUMIX S1 II、S1 II E、S1 R IIへの対応が計画されており、パナソニックのフルサイズライン全体で機能の共通化が進む。

LUMIX firmware updates for various cameras came out.
S5 IIやS5 II Xなど、多くのLUMIXカメラ向けファームウェア更新がリリースされた。画像提供:CineD

LUMIXファームウェアの段階的更新

これらの変更はカメラを根本的に変えるものではないが、起動時間の短縮、より適切なフォーカス制御、カメラ・アプリ・ジンバル間の連携強化など、総合的に実使用時の操作性を向上させる。

LUMIXカメラの最新ファームウェアはこちらからダウンロードできる。

LUMIX S5 IIS9GH7のユーザーには、この更新を強く推奨する。新たなLUMIX Lab 2.0とFlow 1.3アプリと相まって、パナソニックのファームウェア戦略は明確な意図を示している。次の新製品まで進歩を留保するのではなく、ユーザーが既に所有するツールを継続的に改善していく方針だ。

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