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OWCがDrive Speed iOSアプリを発売 – iPhoneで外付ドライブのパフォーマンスをテスト

OWCがDrive Speed iOSアプリを発売 - iPhoneで外付ドライブのパフォーマンスをテスト

OWCは、ストレージ・ソリューションとコネクティビティを専門とするブランドだ。そのOWCが、iPhoneで外付けドライブを使用する際の転送速度をテストするために、録画環境をシミュレートできるiOSアプリ「OWC Drive Speed」を発表した。

いずれプロシューマー向けカメラに取って代わるかどうかはまだわからないが、スマートフォンの動画機能は新作が発表されるたびに向上している。最近発売されたiPhone 15 ProとApple Log録画などのユニークな機能は、映画制作者やコンテンツ制作者に、アイデアを実現するためのオールインワン・ツールを提供した。しかし、スマートフォンは専用のビデオカメラではない。Apple Logはかなりのストレージを必要とするため、遅かれ早かれ外付けハードディスクを使う必要があるだろう。例えば、アップルは内部で4KのProRes HQ Log、60fpsを撮影させてくれない。

ProRes HQ Log撮影の利点は誰もが知っている。ファイルサイズは膨大になるが、ProResはH.264よりも編集しやすく、コンピュータの作業負荷も軽減される。また、HQの方が画質が良くなる。さらに、Logプロファイルは、ポストでのカラーグレーディングの柔軟性を高めてくれる。

では、外付けドライブにはどれくらいの速度が必要なのだろうか?少なくとも、選択したフォーマットで録画するのに十分な速度は必要だ。市場には多くのブランドとスペックがあるが、ここでOWC Drive Speedの出番となる。

This will be a familiar setup for iPhone 15 Pro filmmakers – Image credit: Rene Strgar

Drive Speed、シンプルだが便利なアプリ

OWC Drive Speedは、iPhoneと外付けドライブ間のビデオ録画を監視することができる。このアプリはリアルタイムの速度監視機能を備えており、予期せぬコマ落ちや録画の中断を防いでくれる。さまざまな外付けドライブ(USBドライブ、SSD、メモリーカードリーダーなど)に対応し、ビデオフォーマット、1秒あたりのフレーム数、時間を選択することで、転送設定をカスタマイズできる。こうすることで、正確なシミュレーションを作成し、外付けデバイスが録画に対応できるほど高速かどうかをチェックすることができる。データ分析を保存・共有することで、その後の追跡や参照に役立てることができ、ワークフローをスピードアップし、他の人との共同作業にも役立つ。

アプリはシンプルで、1つの画面ですべてのパラメーターを調整できる。アプリを開いたら、目的地とテストしたいパラメータを設定する。チェックが終われば、ストレージ・ユニットが録画に適しているかどうかがわかる。

Testing your external drives with OWC before shooting – Image credit: Rene Strgar

OWC Drive Speedは、iPhoneの最新モデルで要求の厳しいデータ転送が一般的になりつつある現在、役に立つ相棒のようだ。OWC Drive Speedのようなデータ転送テストアプリのおかげで、撮影前に安心できる。遅かれ早かれ、高画質動画には外部ストレージを使用することになるだろうし、iPhone 15 Proや今後発売されるモデルは、プロの現場でも目にする機会が増えるだろう。

価格と発売時期

OWC Drive Speedは現在、アップルストアから無料で入手できる。インストールには少なくともiOS 17.0以降が必要となる。

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