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RayzrがMC 400 Maxを発表 - 大光量RGBWWライト

RayzrがMC 400 Maxを発表 - 大光量RGBWWライト

RayzrはMC 200の大光量版である、Rayzr MC 400 Maxを発表した。その出力はARRI Skypanel S60-Cに匹敵する。

3月に、Rayzrは一連のRGBWWパネルを発表した。Cinema5Dでは現在これらのライトのレビューを行っている。現在までのテストでは出力は仕様をわずかに上回っており、品質も予想以上のものだ。更に色精度も非常に高い。

2倍の出力、静かなファン冷却

新しく発表されたMC 400 Maxは、MC 200とフォームファクタを共有している(ほぼ2×1)が、出力は約2倍となっている。異なる点は、大出力ゆえ、強制冷却が必要なことだ(MC 200ではパッシブ冷却を採用)。冷却には大型ファンではなく8個の小型ファンを使用して騒音を抑えており、18dBとしている。

ダブルVマウントバッテリ電源

このライトはAC電源で駆動できるのはもちろんだが、その高出力にもかかわらず、2本の標準的な14.4V Vマウントバッテリーでも駆動することができる。高電圧のバッテリーを使わなくても駆動できるのは大きなメリットだ。

スリムで軽量

ARRI Skypanel S60-Cと比較すると、重さは6 kgで約半分だ。ヨークを除いた正味重量は4.6 kgで厚さは93 mmとなっている。

Rayzr’s own comparison with ARRI Skypanel and Litepanels Gemini

機能

MC 400 Maxは既存のRayzr MCライトと同様の機能を持つ。 CCTの範囲は2400-9900ケルビンで、RGBWW技術を採用しているため、他のほとんどのRGBライトよりも広くなっています(こちらの記事を参照)。+/- グリーンとマゼンタの調整が用意されているため、他の照明やカメラセンサー固有のルックに合わせて調整するのに便利だ。 Rayzr MC 400 Maxには300種類以上のデジタルゲルが内蔵されているため、各種のLEEやRoscoフィルタのルックを簡単に再現できる。

更にエフェクトモードもあり、火やテレビのちらつき、懐中電灯(パパラッチ)、パトカー、雷雨などの効果を簡単に再現できる。これらの効果はカスタマイズ可能で、細かい調整もできる。

このライトは高速モードも備えており、カメラで高速撮影をする場合、ちらつきが発生しないよう器具の基本周波数を調整できる。基本周波数は400 Hz〜20,000 Hzの範囲で調整できる。

Rayzr MC 400 MaxにはDMXおよびWifiコントロールも内蔵されており、既存の照明器具と簡単にインターフェースできる。

価格と出荷時期

出荷は5月末の予定で、それまでは1599ユーロの特別価格で予約可能。5月27日以降、価格は1799ユーロに上がる。詳細については下のリンクを参照願いたい。

リンク:
Manufacturer – Rayzr

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