Adobe Creative Cloudアップデート

2018.9.14
Adobe Creative Cloudアップデート

Adobeは、今年のIBCカンファレンスでAdobe Creative Cloud Premiere ProAfter EffectsAuditionCharacter animatorなどのアップデートを展示する。なお、この記事は 828日に開催されたAdobeのバーチャルカンファレンスで発表されたアップデートの詳細だ。

アムステルダムで開催されたIBC 2018カンファレンスで、AdobeがAdobe Creative Cloudのアップデートを発表している。 Adobe Creative Cloudのアップデートには、Adobe Sensei搭載のアニメーション、インテリジェントなオーディオクリーンアップツール、選択できるカラーグレーディング、高度なモーショングラフィックテンプレート、エンドツーエンドのVR 180サポートなどが含まれている。新しい機能の目的は、一般的な繰り返しの編集作業をより迅速かつ簡単に行うことで、クリエーターが創造的な部分にもっと多くの時間を費やせるようにしたことだ。

Project Rush

これらのアップデートは、Adobeの最新の「Project Rush」(記事)に続くもの。Project Rushはオンラインコンテンツ制作者向けに特別に設計されたオールインワンのクロスデバイスビデオ編集アプリケーションで、Premiere ProとAfter Effectsの力を活用してオンラインコンテンツの作成と共有を容易にし、合理的で直感的な操作性を提供する。 Project RushプロジェクトはPremiere Proでシームレスに開くことができる。今回のアップデートは現在ベータ版であり、今年後半にリリース予定。

Adobe Project Rush

Premiere ProAfter Effectsのアップデート

モーショングラフィックスワークフロー – モーショングラフィックステンプレートは、グラフィックスとカスタマイズを組み合わせて総合的なツールセットを提供する。テンプレートは、複雑なAfter Effectsプロジェクトを単一のファイルにカプセル化し、Premiere Proで使用するための簡単な操作性を備えている。ダイナミックリンクを使用するワークフローでは、アプリケーション間で受け渡しのための中間レンダリングが不要になるため、時間を節約できる。

After Effectsの新しいオーサリングツールを使用すると、パラメータグループを使用してPremiere Proでの制作を合理化することができる。

スプレッドシートファイルをモーショングラフィックテンプレートにドラッグアンドドロップすることで、Premiere ProでInfographicsを使用し、ビデオプロジェクト内の情報をビジュアル化することも可能。

インテリジェントなオーディオクリーンアップ – Premiere Proの「Essential Sound」パネルで新設された「Reduce Noise」と「Reverb Reduce」スライダーを使用して、バックグラウンドノイズまたはリバーブを除去することが可能になった。

アップデートされたカラーグレーディングツール – Premiere ProおよびAfter Effectsの新しいカラーグレーディングツールにより、カーブの調整がより簡単で正確になる。色相と彩度を拡張する「ドーナツ」型の選択的なカラーグレーディングでは、色相や彩度などの値を2つの軸にペア設定でき、適切なパラメータを正確に示すツールを提供する。

エンドツーエンドのVR 180 – Premiere ProおよびAfter Effectsの180度ビデオ編集に、新たな機能が追加された。YouTubeや他のプラットフォームで視聴するための最適化されたインジェスト、エフェクト、出力がGoogle VR 180用に追加されている。

より速いアニメーションとより制御力のある合成 – Mesh Sculptingの高度なPuppetピンがアニメーションを改善する。高度なピンを使用すると、ピンの位置、スケール、および回転を定義し、そのピンの周囲でパズルエフェクトメッシュの変形方法を大幅に制御できる。曲げピンを使用すると、呼吸しているときの胸の動きや尻尾といった有機的な動きを作り出すのに役立つ。

パワーとパフォーマンスの向上 – Premiere ProとAfter Effectsの両方で、パフォーマンスが向上し、新しいハードウェアとコーデックがサポートされる。

Auditionのアップデート

インテリジェントなオーディオクリーンアップ – DeNoiseとDeReverbを使用してオーディオの品質を高めることができる。適応アルゴリズムによってインテリジェントに調整されたサウンドクリップから、バックグラウンドノイズを除去する。

強力なレコーディングとミキシング – 豊富で応答性の高いマルチトラック環境となり、128トラックの再生、32トラックのレコーディングが可能となった。独自のハードウェアが必要だが、高コントラストの色とクリップクロームの低減により、視認性が向上している。波形をスケールし、クリップ内で直接ゲイン調整できる。

Character Animatorのアップデート

Characterizer – Characterizerは、Adob​​e MAXスニークピークでProject Puppetronとして初めて発表されたもので、Character Animator CCのプロダクション対応のコンポーネント。一連の言葉や表情を記録することによって、Characterizerは新しいユニークなキャラクターを生成する。ユーザーはスライダーで、スタイルのレベルを調整し、領域や表情を微調整して好みの結果を得られる。キャラクターは、ウェブカメラや接続されたカメラを使用して数秒で作成できる。

新しいanimatorの機能 – たとえば、リプレイ機能ではアクションを繰り返し、表情などのパラメータを微調整することができる。マグネットを使用すると、puppetが投げたり、落としたり、拾い上げたりすることができる。 PhysicsのSquashiness Parameterは、シーン内のキャラクターやオブジェクトをアニメーションのように動かすことができる。

Adobe Stock他のアップデート

Adobe Stockには最新の検索フィルタがあり、ユーザーはフレームレートやデュレーションに基づいて素材を探すことができる。ストックには、何百万もの精選された4KやHD映像とプロのモーショングラフィックステンプレートが含まれており、Premiere ProおよびAfter EffectsのEssential Graphicsパネルから直接アクセスできる。

コラボレーションのためのチームプロジェクト – チームとワークフローをAdobe Premiere Pro、After Effects、およびAdobe Media Encoderのチームプロジェクトと統合することができる。チームプロジェクトを使用すると、チーム内でバージョンの比較や編集を簡単に照らし合わせることができる。改善された「招待」の手順には、同期されたグループを使用して共同作業者をチームプロジェクトに招待することができる。

なお新しい機能については、Adobeブース(#7B35、Hall 7、RAI Amsterdam)および100を超えるパートナーブースで詳しく見ることができる。

IBCで発表されたAdobe Creative Cloudの新機能は、今年後半リリース予定の次期バージョンで利用可能になる。

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