
Aiartyはデスクトップ用動画強化ソフトの新バージョンを発表した。今回のアップデートでは、アーカイブ映像、HD/UHD素材、ノイズ低減やスローモーション処理が必要なクリップを扱うクリエーター向けに、新たなAIモデルと制御パラメータ、ワークフローオプションが追加された。本アプリケーションはMac/Windows両方でオフライン動作し、シャープ化、ノイズ除去、アップスケーリング、基本色調整、フレーム補間を単一インターフェースで統合している。
7月にはAiarty Video Enhancerをレポートし、最近では静止画向けに同様のアプローチを取るAiarty Image Enhancerの新バージョンを紹介した。今年初めにリリースされたVideo Enhancerは今回、複数の新ツールとワークフローオプションを導入するアップデートを受けた。

Aiarty Video Enhancer: 主な機能とアップデート
主な機能は以下の通り。
- AI Video Denoise: 画質を保ちながら粒状感とノイズを除去
- AI Deblur: シャープさと明瞭さを復元
- AI Texture Enhancement: 微細なディテールを再構築
- AI Video Upscaling: HD → 4K
- AI Frame Interpolation: スローモーションを滑らかに
- AIオーディオノイズ除去:クリアでクリーンな音質
- カラー補正パネル:素早いトーン調整
- 編集前ツール:カット、トリミング、回転、反転
- 3つの最適化AIモデル:moDetail-HQ v2(髪、肌、屋外植物、テクスチャ)、Smooth-HQ v2(忠実な動画復元)、superVideo vHQ(粒子が粗い、低照度、ぼやけたクリップ)
このツールは、AIベースのノイズ除去、ぼけ補正、テクスチャ強化、HDから4Kへのアップスケーリング、滑らかなスローモーション生成のためのフレーム補間を組み合わせている。強化ツールに加え、ソフトウェアには基本的な編集機能(トリミング、クロップ、回転、反転)や、不要な背景ノイズを低減するオーディオクリーンアップ機能も含まれる。

新機能の強度コントロールスライダーにより、固定設定ではなくAIベースの詳細強化の強度を調整できるようになった。今回のアップデートでは、SDR映像をHDR 10ビットに変換するオプションや、ホワイトバランス・コントラスト・露出・ハイライト・シャドウを調整する内蔵カラー補正ツールも追加された。
コアツール、モデル、ワークフローオプション
- バッチ処理: 複数の動画を同時に強化
- ターボモード: 画質劣化を最小限に抑えながら処理速度を3倍高速化。厳しいスケジュールに最適
- ステップモード: VRAM使用量を削減しながら動画品質を向上。長尺・高解像度プロジェクトに最適
- オフライン処理: 完全なセキュリティとプライバシーを確保
Aiartyはさらに、長時間のレンダリング中にVRAM使用量を管理することでパフォーマンスを向上させる「ステップモード」を導入した。同社はさらに、対応システムでのパフォーマンス向上のため、ターボモードを含むGPU最適化処理を強化している。

Aiartyはバッチ処理をサポートしているため、複数のクリップを単一のセッションで処理できる。全ての処理はオフラインで行われるため、ワークフロー全体を通じて素材はユーザーのローカルシステム上に残る。
このソフトウェアは主に3種類のAIモデルを使用し、それぞれ異なる映像タイプに対応する。moDetail HQ v2は髪・肌・草木などの微細テクスチャ強化を目的とし、 Smooth HQ v2はより一般的な映像修復用。superVideo vHQは粒状感や低照度クリップ向けだ。

価格とリリース時期
Aiartyは期間限定のホリデープロモーションとして、Video Enhancerの永久ライセンスを149ドルで提供中だ。これは通常価格から36%オフとなる。チェックアウト時にコードXMASSAVEを入力するとさらに5ドル割引となり、Aiartyバンドル購入時には10ドル割引が適用される。
Aiarty Video Enhancerの基盤技術に興味がある場合は、こちらをクリック。詳細情報や無料トライアルは公式サイトをご覧ください。




































