フルフレームセンサーとLマウントを搭載したBlackmagic Cinema Camera 6Kが、現在40%オフの1,575ドルで販売されている。つまり1,000ドル以上の割引だ。このキャンペーンは世界中の販売店で利用できる。ただし、ブラックマジックデザインによると、在庫は非常に限られているとのことなので、このカメラを手に入れたい場合は、すぐにに購入しよう。
過去にもオーストラリアのメーカーによる興味深い割引を目にしたが、発売から数ヶ月しか経っていないカメラモデルを40％オフで購入できる今回の割引は、最も魅力的な割引のひとつと言えそうだ。この特別キャンペーンは全ての再販業者に適用される。
BMDはフルフレームへ
アムステルダムで開催されたIBC 2023ショーで発表されたBlackmagic Cinema Camera 6Kは、同社初のフルフレームサイズセンサーを搭載したカメラモデルだ。OLPF（光学ローパスフィルター）とBlackmagic RAW記録（オプションのH.264プロキシファイル）を提供するこのカメラは、BRAWを6Kフルフレーム3:2で最大36fps、または6K 2.4:1で最大60fpsで記録できる。
もちろん、CineDラボテストでもこのカメラの実力を試した。結果はここで見ることができる。さらに、このカメラは我々のカメラデータベースにも登録されており、録画モードや録画時間などの詳細を見ることができる。
Lマウントアライアンスパス
Cinema 6は、最新のショートフランジミラーレスマウントであるライカLレンズマウントを採用した初のBlackmagicカメラでもある。Cinema 6Kの発表に先立ち、ブラックマジックデザインはひっそりとLマウントアライアンスに参加したが、これはむしろ論理的なステップだった。このカメラがLマウントであるということは、すでにライカ、パナソニック、シグマから様々なレンズが出ているということだ。
近い将来、韓国のメーカーであるサムヤンも昨年Lマウントアライアンスに加盟したため、サムヤンのLマウントレンズも期待できる。Samyangは手頃な価格のレンズで知られており、35-150mm F2.0-2.8のようなAF搭載レンズを含むユニークな製品をラインナップしているため、これは歓迎すべきことだ。
期間限定の大規模な40％割引 – 1,000ドル以上の割引
今回の割引は、私が記憶している限り、ブラックマジックデザインがこのカメラで提供した最大の割引（パーセンテージ）の1つだ。その理由は、このカメラの売れ行きが同社の予想よりもやや鈍く、来月出荷が開始される予定の新しいPYXIS 6Kのためのスペースを確保する必要があるからかもしれない。
理由はともあれ、Blackmagic Cinema Camera 6Kを手に入れる絶好のチャンスだ。1,575ドルで、現時点で適切な競争相手を見つけるのは難しいだろう。
しかし、ブラックマジックデザインは「在庫は極めて限られている」と書いている。したがって、この価格でCinema 6Kを手に入れたいのであれば、あまり長くは待たない方がいいだろう。
