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DaVinci Resolve 15がFusionも統合

上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。

 

Fusionの統合をもってビジュアルエフィクトやモーショングラフィックスがいよいよDaVinci Resolveで可能となり、version 15では、そのほかたくさんのアップデートがなされた。Blackmagic DesignCEOGrant Petty氏への取材から、アップデートのさらなるハイライトをお聞きした。

Blackmagic Designのモーショングラフィックスとコンポジッションソフト、FusionがDaVinci Resolveに完全に統合された。Fusionだけでも入手できるが、DaVinci Resolveのワークスペースにある「Fusion」ボタンを押せば、Fusionのツールセットにアクセスすることができる。ビジュアルエフェクトやモーショングラフィックスを自分の映像に加えたい場合は、Fusionページをクリックするだけでよい。ベクター、キーイング、ロトスコープ、パーティクル、テキストアニメーション、イメージスタイビライゼーションといった様々なツールを使うことができる。

Fusion in action inside DaVinci Resolve. Image Credit: Blackmagic Design

Blackmagic DesignのオーディオツールであるFairlightもDaVinci Resolve 15では大幅なアップデートがなされた。

  • ADRツール
  • ピッチコレクションを伴った可変のオーディオリタイミング
  • サウンドライアビリティの共有
  • Fairlightのレガシーサポート
  • オーディオノーマライゼーションツール
  • 3Dパンとビデオスクローラー
  • タイムラインのスクロールによるプレイヘッドの改善

The Fairlight toolset inside DaVinci Resolve. Image Credit: Blackmagic Design

大幅なFairlightのアップデートとFusionの統合以外に、Blackmagic Designは、AppleのMetal、様々なGPUやCUDAアクセレーションのサポートを導入。エディターのために、大きなプロジェクト、サブタイトル、キャプショニングツール、フローティングタイムコードウィンドウ、バージョニングやメタデータツールを伴った自動保存といったところで、読み込み時間の改良を測っている。

カラリストにとっては使い易いであろうLUTのブラウザーも新しくされ、素早くプレビューができ、LUTを適用できる。ノイズリダクションとResolveFXの改良で、smart fillと呼ばれるテクノロジーにより、汚れやほこり、傷といったものも取り除くことができる。

すでにカラリストから人気のあるDaVinci Resoloveだが、Resolve 15でカラリスト、エディター、そしてグラフィックアーティストに対してもワンストップで作業できるようにした理由は明白だ。

発売時期:DaVinci Resolve 15はすでに無償でダウンロードできる。有償版のDaVinci Resolve Studioは33,980+税円。

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