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ブラックマジックデザインがDaVinci Resolve 20.2.2 アップデートをリリース

ブラックマジックデザインがDaVinci Resolve 20.2.2 アップデートをリリース

ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 20.2.2をリリースした。これは前回の20.2リリースで発生した再生、トリミング、メタデータの問題に対処する、小規模ながら重要なメンテナンスアップデートだ。新機能は追加されていないが、エディット、カラー、フェアライトの各ページにおける日常的なワークフローを改善し、信頼性を向上させている。

DaVinci Resolve 20.2(記事はこちら)ではProRes RAWデコード、没入型EXRワークフロー、AI駆動の「Cinematic Haze」エフェクトといった大きな飛躍があったが、今回リリースされた20.2.2(こちらからダウンロード)の焦点は、特に編集とオーディオポストプロダクションにおけるブラシアップと安定性の向上に明確に置かれている。

編集とタイムライン操作の改良

ユーザーは、リップル削除やトリム操作時に音声クリップがリンク解除・削除される不具合の修正により、タイムライン動作が滑らかになったことに気付くだろう。複雑なリップルトリム中も、リンクされた音声クリップは適切な関係性を維持する。フェアライトと編集ページでの再生におけるジッターも軽減され、「マウスポインターへ移動」機能やシネマビューアーのナビゲーション問題も解決された。

長らく要望のあった修正により、他のクリップから適用したグレーディングがユーザーの「ノードスタック」設定を正しく尊重するようになった。これにより、ショット間でルックを転送する際の動作が予測可能になった。

FusionとFairlightの改善点

Fusionでは、スプラインイージング、USDテクスチャパス、3Dレンダラーのレイヤー可視性に関する修正を含む、複数の利便性向上が図られた。特定のリップルトリムによるクラッシュも解決され、Swizzlerコンポジションのネットワークレンダリングは期待通りに動作するようになった。オーディオユーザーは、MP3再生の滑らかさ向上と、UI幅が狭い場合のFairlightビューアーにおけるイン/アウトコントロールの可視性回復の恩恵を受ける。

開発者向けには、プロジェクト作成時のメディア保存場所設定やFairlightプリセットの照会・適用を可能にする、スクリプティングAPIが2点追加された。これによりスタジオ環境での新たな自動化の可能性が開かれる。

DaVinci Resolve 20.2.2アップデートにより、FairlightでのMP3再生は再び滑らかに動作する。画像提供:ブラックマジックデザイン

カラー管理とメタデータツールの改善

Macユーザーはビューアー内のRec.709シーンカラー管理が改善され、以前のビルドで生じていた不整合が解消される。Resolve 20.2.2では便利なメタデータ機能も追加された。メディアメタデータパネルで右クリックするとファイルメタデータ値をコピーできるようになり、プロジェクト整理が効率化される。

プロジェクト互換性とインストール

プロジェクトライブラリはDaVinci Resolve 19.1.4との下位互換性を維持するが、20.2.2で開いた個別プロジェクトは19.1.4では再開できない。従来通り、同社はアップグレード前に完全なバックアップの作成を推奨している。

DaVinci Resolve 20.2.2 は、macOS 14 Sonoma 以降、Windows 10 以降(ARM ベースの Windows 11 システムを含む)、および Rocky Linux 8.6 向けに現在利用可能。このアップデートには、最新の Blackmagic Desktop Video 12.9 ドライバーと、NVIDIA、AMD、または Apple の最新 GPU ドライバーも必要となる。

下はTeam 2 Filmsの友人であるLeon BarnardによるDaVinci 20.2アップデート解説動画。

まとめ

バージョン20.2がProRes RAWサポートや没入型ワークフローといった注目機能をもたらした一方で、DaVinci Resolve 20.2.2は純粋なバグ修正とパフォーマンス向上のアップデートだ。20.2ブランチで既に作業中の編集者やカラーリストにとって、このアップデートは動作の滑らかさとセッションの安定性を確保するため、インストールする価値がある。

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