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OSEEがオンカメラモニター「Lilmon 5」を発売

NAB2023でOSEEは、5インチのオンカメラ用HDMIモニター「Lilmon 5」を発表した。この5.5インチモニターは、解像度1920×1080、最大輝度1000nit、Swift OSと呼ばれるページベースのソフトウェアを搭載している。近日中に189ドルで発売される予定だ。

中国メーカーのOSEEは、機能が豊富でありながら手頃な価格のモニターを製造していることで知られている。同社のラインナップには、非常に明るいフィールドモニターG7やT7、プロダクションモニターMegamon 15などがある。

NAB2023で、OSEEのマーケティングマネージャーZoe Wang氏に、次期Lilmon 5の主な機能の話を伺った。

False color on OSEE Lilmon 5 monitor
False color on OSEE Lilmon 5 monitor. Source: CineD

OSEE Lilmon 5 – 概要

OSEE Lilmon 5は、その名の通り、主にコンパクトミラーレスカメラでの使用を想定した、小さなエントリークラスのモニターだ。5.5インチのタッチスクリーン式IPSディスプレイを搭載し、解像度は1920×1080、コントラスト比は1200:1、最大輝度は1000nitとなっている。私の経験では、1000nitでは「昼光視認性」と表示するには不十分な場合が多いので、この点についてはOSEEと意見が一致しない。

OSEE Lilmon 5
OSEE Lilmon 5. Source: CineD

Lilmon 5は、HDMI専用モニター。HDMIの入出力端子を1つ備え、4K映像信号に対応している。もちろん、ビデオ入力は1080p解像度のパネルに合うようにダウンスケールされる。

このモニターはSwift OSと呼ばれる独自のページベースのソフトウェアを実行しており、これは明らかに業界をリードするSmallHD社のPageOSに影響を受けている。スワイプ操作でさまざまなページを切り替えることができ、それぞれのページがフォーカスピーキング、フォールスカラー、ゼブラ、波形、ヒストグラムなど、最大8つのモニタリングツールに対応している。

OSEE Swift OS software
OSEE Swift OS software. Source: CineD

また、X-Rite i1モニターキャリブレーションデバイスとOSEEのキャリブレーションソフトウェアを組み合わせて、カスタムLUTをロードしたり、ユーザー自身でディスプレイをキャリブレーションすることも可能だ。Lilmon 5は、ソニーのNP-F型電池または電源ポートにある専用のDCを使用して電源を供給することができる。

価格と発売時期

OSEE Lilmon 5オンカメラモニターは、2023年5月末に発売される予定。価格帯は、モニターがわずか189ドルで販売される予定なので、かなりアグレッシブな価格設定になっている。

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