ゼンハイザーがMKE 440を発表 - DSLR用ステレオマイク
ドイツのオーディオ機器メーカー ゼンハイザー(Sennheiser)のステレオマイク、MKE 440をレポートする。先のNABで発表されたもので、主にDSLRに取り付けて使用することを想定している。
ビデオカメラについて語っていると、ついつい忘れがちになるのがオーディオ。しかし、美しい音声は美しいビデオに欠かせない。ゼンハイザーMKE 440はV字型に左右に独立したマイクカプセルで美しいステレオ音声を集音できる。
適切な指向性があるので、前方はステレオ集音に即した角度で集音できるが、後方からの音は可能な限り遮断される。二人の対話や、自然音などを収録する場合は。必要な音のみ拾うことができる。本体とカメラの間にはノイズ軽減のためのショックアブゾーバーのようなものは見当たらないが、マイクハウジング内に、それぞれショックアブゾーバーが仕込まれている。
3.5mmTRSジャックが本体の前方にあり、ケーブルは撮影に邪魔にならないように取り回せる。単4電池2本で100時間の連続動作が可能。
主な仕様
- 50Hz~20KHzの周波数特性
- 超指向性ステレオマイクロフォンカプセル
- 2本の単4乾電池で100時間動作可能
- ローカットフィルターと3段階の感度設定
発売済みで、価格は$349.95(いずれも海外)
MKE 440のWebページはこちら(英語)