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シグマ工場訪問 - fpカメラの生産現場から

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先日シグマは東京でfpカメラの導入発表会を行った。(fpは“ Fortissimo Pianissimo”の意味)この発表会の模様は以前の記事でお伝えしたとおりだが、翌日筆者はシグマの会津工場へ向かった。fpカメラの生産現場を訪問するためだ。

Yamaki-san presenting the new fp camera

東京の発表会では、シグマの山木和人社長が、新しく開発されたフルサイズのポケットサイズシネマカメラを発表した。同社はポケッタブル・フルフレームと銘打っているが、実際かなりコンパクトなカメラだ。(記事はこちら)fpカメラについての詳細は先の記事に委ねるとして、今回は同社の会津工場訪問記をお伝えしよう。

At the factory – Housing for fp cameras

イベントの翌日、シグマの工場がある会津へ出発した。 ここを訪れるのは1年ぶりだ。(前回の工場見学のビデオはこちら)今回は、新しいfpカメラの生産現場をレポートすることと、新しいフルフレームEマウントレンズ(14-24mm f2.8、45mm f2.8、35mm f1.2)のいずれかをテストすることだ。結果的には、持参のソニーα7 IIIに35mmレンズをマウントしてテストした。14-24mmズームは後部フィルターホルダーでNDフィルターを装着する必要があるが、今回そのようなフィルターを持っていなかったため、このレンズのテストは見送った。 また45mmレンズは本当にコンパクトで持ち運びも楽だが、今回の撮影風景にはもっと広角が欲しかった。結果、35mm F2.2 DG DN Art Lensを選択したわけだ。全体的に見て、レンズの動作は良好で、絞りリングがスムースに操作できるのは好感が持てる。 絞りリングはクリックを解除することができ、ビデオ撮影用にスムースな操作が可能だ。多少注意が必要なのはマニュアルフォーカスで、フォーカスリングを止めた直後に「マイクロドリフト」があるように思えた。実際には、フォーカスリングで少し「戻る」操作が必要だった。このレンズはプリプロダクションモデルだったので、最終的なモデルでは改善されているだろう。

SIGMA new full frame E-mount lenses

工場見学では、残念ながら現時点ではカメラ筐体の組み立てライン以外は撮影できなかった。できれば今後、その他の製造工程もレポートしたい。

The new SIGMA 35mm lens on a Sony a7 III- Image credit: Carey Rose

今回の撮影ではシグマの各関係部署に多大なるご協力をいただいた。ここで改めて感謝の意を表したい。

音楽はMusicVineを使用。Cinema5Dの読者はコードC5D25を使用して、25%の割引が受けられる。(1回のみ有効)。

なお、鶴ヶ城の映像はLutify.meでグレーディングしている。

 

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