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シグマfpアップデート - Cinema DNG RAWを内部記録

IBC 2019で、シグマ の山木社長にfpカメラの進捗についてお話を伺った。このカメラは前回の投稿以来大きな進歩を遂げており、今回のインタビューで多くの機能があることを確認した。

7月に、シグマのfpカメラの発表についてレポートした。世界最小のフルフレーム、ミラーレスカメラだ。

Fpはそのハードウェアは完成し、現在ファームウェアの開発と最終的な調整が続いている。

同社は以前、ミラーレスカメラでFoveonセンサーを使用していたが、Fpではセンサーの読み取り速度が問題となった。このためfpではCMOSセンサーが使用されている。

記録フォーマット

カメラの記録フォーマットは、非常に柔軟だ。記録フォーマットに関して、次のことが確認された。

  • Internal 8-bit CDNG RAW in UHD 4K at 23.98/24/25p.
  • Internal 8/10/12-bit CDNG RAW in HD up to 60p.
  • Internal 8-bit H.264/MOV in UHD 4K/1080 HD up to 119.88p.
  • External 8/10/12-bit CDNG RAW in UHD 4K/1080 HD at 24p.

この小さなカメラ本体でRAW記録ができるのは驚異的なことだ

ピクチャープロファイル

同社は、このカメラは主にフォトグラファー向けに開発されていると述べているが、映像クリエーターにも大きな影響を与えるだろう。ただ、リリース時にグレーディング用のピクチャープロファイルは搭載されていない。今後のファームウェアアップデートで実装されることを期待したい。

小さなレンズの可能性

 

LマウントアライアンスがPhotokina 2018で発表されて以来、パナソニックとシグマはさまざまなLマウントレンズをリリースしている。また、先週、シグマはMC-31アダプターを発表し、PLマウントレンズをLマウントカメラにマウントできるようになったことをレポートした

しかし現在発売されているLマウントレンズは大きく、MC-31マウントコンバーターを使用するとさらに大きくなってしまう。現在の同社のレンズのロードマップでは小さなレンズの計画はないが、パンケーキ型レンズの導入について検討している。

アクセサリー

シグマは、アクセサリーメーカーがfpカメラをサポートすることを期待している。 ティルタ(Tilta)やスモールリグ(Smallrig)といったアクセサリーメーカーが、fpカメラのリグをリリースすることが期待される

オーディオに関しては、ヘッドフォンジャックが搭載されていないのは実に残念だ。なおミニジャックマイク入力は用意されている。

価格と発売時期

Fpは11月頃に発売される見込み。ただし、価格についてはまだ未定だ。手頃な価格を検討しているとのことだが、期待したい。

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