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URSA Mini用サードパーティSSDレコーディングユニット

URSA Mini用サードパーティSSDレコーディングユニット

SSDは今や一般的な記録メディアだ。Atomosのモニターレコーダーなどでは当初から使われており、DSLRなどでの撮影が行われている。REDSSDを初期のモデルから採用していたが、他のメーカーでは他の記録メディアを使っている場合が少なくなかった。 ブラックマジックデザインもURSA Mini用にSSDを記録メディアにしたレコーダーをリリースしている。

Recorder for SSD recording on the Ursa Mini

Blackmagic Design’s SSD recorder for the URSA Mini cameras

経緯

ブラックマジックデザインは、2014年に最初のURSAブランドのカメラを導入し、カメラメーカーとして大きく躍進した。 URSA Mini 4K、URSA Mini 4.6K、そして最近ではURSA Mini Proを導入し、プロフェッショナルだけでなく、ハイエンドアマチュアやインディー系映画製作者にも使用されている。

これらのカメラは、キヤノン C300Mk II、RED Raven、キヤノンC200などのカメラと比べて、より手頃な価格によるところが大きいが、外部レコーダーを必要とせずにCinemaDNG Rawを12bitでネイティブに記録する機能なども大きな理由と言える。しかし、最近発表された同社のPocket Cinema Camera 4Kが、USB-Cを介して外部SSDに記録することができる事に対し、URSAは依然としてCFast 2.0カードに依存している。

従来のブラックマジックデザインが発売しているURSA Mini用レコーダーに関しては、次のような理由から、コミュニティの反応はあまり芳しくなかった。

  • 4.6k 60pロスレスRAWが記録できない:URSA Mini 4.6kとURSA Mini Proは、2枚のカードを交互に使用し、それぞれに1フレームを書き込むため、両方のCFast 2.0カードを同時に使用する。 CFast 2.0カードであっても、そのコーデックに完全に対応できないし、1本のSSDでもできない。
  • パススルーがなくリアSDIポートをブロックする:URSAビューファインダーを使用すると、フロントSDIポートはブロックされる。 Blackmagic URSA MiniSSD Recorderは、リアSDIポートをブロックする。また、どちらののデバイスにもSDIパススルー機能がないため、カメラはワイヤレス送信ユニットやフォーカスプーラー用のモニターが使えない。

他社のURSA MiniSSDレコーダー

他社からもURSA Mini用SSDレコーダーが発売されている。

Alternatives for SSD recording on the Ursa Mini

Atoch C2S and CCTech off-brand SSD recorders

どちらのレコーダーもCFast 2.0スロットに挿入するアダプターケーブル方式で、SSDを使用することができる。 ブラックマジックデザインのオリジナルのものとは異なり、前述の4.6k 60pロスレスRAW CinemaDNGを録画することができる。

上記2モデルの主な違いは、 Atoch C2Sレコーダーは、12-24VのDC外部電源を必要とすること(ケーブルを固定する機能はない)。CCTechはブラックマジックデザインのものと同じ内部接続を使用できる。

これらの製品では、ブレイクアウトケーブルが使用されていないときは、SSDスロットにきれいに収納でき、使い勝手が非常に良く、ブラックマジックデザインのケーブルブラケットよりも優れている。

CCTechの欠点は、サポートが十分でなく、Ebay(およびAmazonの一部地域)でのみ購入できる。一方、 Atoch C2SはB&Hで販売されている。

3つのソリューションを比較したチャートは次のとおり。

 

関連商品

フジヤエービックのショップサイト

Blackmagic Design Blackmagic URSA Mini Pro 4.6K (CINEURSAMUPRO46K)

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