Quick Tip: DaVinci ResolveでLUTを使う
このcinema5D Quick Tipでは、Blackmagic DaVinci ResolveでLUTを使用する方法と、多くのResolveユーザーがLUTを使用するときに犯す間違いについて紹介する。このヒントは、DaVinci Resolveのスタジオバージョンと無料バージョンのどちらにも共通している。
はじめに
インターネット上には有料無料のチュートリアルがたくさんあり、多くを学ぶことができるが、機能全体を説明するものは時間がかかる。知りたいところだけスポットで解説するチュートリアルは、ある程度使っているユーザーには効率が良い。
そこで、筆者が長年Resolveを使っていて習得した、小さな知識を共有したい。
LOGを使うか使わないか
まずLUTについてのヒントから始めることにしよう。
LOGガンマで撮影できるカメラの出現以来、多くの映像クリエーターはLUTを使用して、REC.709またはREC.2020に色空間を変換し、作品を完成するスタイルを使っている。
LUTを使用すると画像情報を「捨てる」こともあり、必ずしも最良の方法とは言えないが、便利な場合もある。
DaVinci Resolveは強力なツールではあるが、LUT処理の使い方を誤ると大幅に作業が混乱してしまう。
そこでこのチュートリアルでは、LUTを適切に使用する基本的な方法について説明した。 LOGをREC.709に変換するLUTを使用したが、原則的にはLUTの使用に一般的に適用される方法だ。