中国のレンズメーカーYongnuoは、ソニーEマウントカメラ用の新しいコンパクトな超広角レンズ「YN 11mm F1.8S DA DSM WL」を発表した。このオートフォーカスレンズは、APS-Cイメージセンサーをカバーし、オプションの2.4GHzリモートと一緒に購入することで、フォローフォーカスを必要とせずにフォーカスをコントロールすることができる。
Yongnuoは長年、複数のレンズマウントで手頃な価格のマニュアルレンズとオートフォーカスレンズを製造してきた。同社はすでに、フルサイズとAPS-Cの両方のイメージセンサーをカバーするソニーEマウントカメラ用のレンズの堅実なラインアップを持っている。
Yongnuoは、ソニーEマウントAPS-Cカメラ用レンズの新しいラインナップの最初のレンズ：YN 11mm F1.8S DA DSM WLを発表した。
Yongnuo YN 11mm F1.8S DA DSM WL – 特徴
YN 11mm F1.8S DA DSM WLは、わずか260gの小型軽量な超広角プライムレンズだ。同社によると、このレンズはソニーFX30、ZV-E10、a6700、a6600、a6500、a6400、a6300、a6100、a6000、a5100、a5000、a3500、a3000を含むAPS-CソニーEマウントカメラと互換性がある。
レンズ本体には、フォーカスリングと絞りリングがある。映像制作者のために、絞りをクリックからクリックレスにするボタンがあり、小さな絞り調整に便利だ。また、ファームウェアアップデート用のUSB Type-Cポート、ユーザー割り当て可能なファンクションボタン、AF/MF/SWスイッチがある。
実際、Yongnuo YN 11mm F1.8S DA DSM WLは、オプションのBR-L1 2.4Ghzリモートフォローフォーカスホイールで制御できるプライムレンズの今後のラインナップの最初のレンズだ。Yongnuoによると、開放F値1.4の23/33/56mm DA DSM WLが今年後半にリリースされる予定で、同じようにフォーカスをリモートで調整できる。
BR-L1リモートは30m/98ftの範囲を持ち、ワイヤレスフォローフォーカスシステムとフォローフォーカスモーターを必要とせずに、対応するYongnuoレンズのフォーカスを電子的に調整することができる。
レンズ構成
YN 11mm F1.8S DA DSM WLのレンズ設計は、低分散レンズ3枚、超低分散レンズ2枚、高屈折率レンズ3枚、非球面レンズ2枚を含む10群9枚で構成されている。絞り羽根は7枚である。フィルター径は58mmで、最短撮影距離は15cmだ。
価格と発売時期
Yongnuo YN 11mm F1.8S DA DSM WLは261ドル、BR-L1リモートコントローラー付きは282ドルで発売中。
詳細はYongnuoのウェブサイトをご覧ください。
