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Adobe Preludeが生産終了

Adobe Preludeが生産終了

Adobe Preludeを使ってPremiere Proで編集する前のメディアアセットを管理しているユーザーにとっては、残念なニュースかもしれない。2021年9月8日をもって、Preludeの提供が終了する。

Adobe Preludeは、Creative Suite 6 (CS6)の一部として2012年に初めて導入された。当時、クリップをNLEに取り込むのは少々面倒だったが、Preludeはそのプロセスを効率的に処理するための合理的なパイプラインを提供した。さらに言えば、ファイルをあちこちに移動させるのではなく、視覚的にアセットを扱うことができるようになったことも大き。

しかし、年々、メディアのインジェストが非常に簡単になり、ほとんどのツールがPremiere Proに統合された。DaVinci Resolveのようなツールは、まさにこの理由から専用のメディアページを提供している。トランスコードやフレームレートの調整などの複雑な操作も、今ではかなり簡単な作業になっている。Adobe Preludeのような外部ツールはもう必要とされていない。

Adobe Prelude

下のビデオでは、2012年に、Adobe EvangelistのJason Levine氏がPrelude CS6でインジェスト、ログ、ラフカットを作成する方法を紹介している。

2021年9月8日以降、Adobe Preludeは正式に製造中止となり、Adobe.comからダウンロードすることができなくなる。ただし、既存のコピーはもちろん使える。また、2021年9月8日以降、アップデートは提供されないが、Preludeは通常通り動作する。2024年9月8日までは技術サポートが提供される。

アドビは、Preludeの機能のほとんどがNLEに統合されているため、Preludeを使用していたプリプロダクションワークフローは、Premiere Proのみを使用することを推奨している。また、Premiere Proのフィードバックページでは、既存の機能リクエストに投票したり、独自の機能リクエストを投稿することができる。

2012年以来、Adobe Preludeはビデオのプリプロダクションにおいて重要な役割を果たしており、私たちに多くのことを教えてくれています。今後もPremiere Proのプリプロダクションワークフローを効率化し、再定義していきますので、皆様のフィードバックをお待ちしております。

Adobe

Preludeの最後の本格的なアップデートは2018年にさかのぼるで、この件ではほとんどのユーザーにとってそれほど驚きではないはずだ。しかし、まだPreludeを使用している場合は、ワークフローの見直しが必要になる

Link: Adobe
Featured image credits: Heart Logo by OpenClipart-Vectors from Pixabay

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