Angenieux(アンジェニュー)が超小型ズームレンズ「Optimo 37-102mm T2.9」を発表

Angenieux(アンジェニュー)が超小型ズームレンズ「Optimo 37-102mm T2.9」を発表

Angenieux (アンジェニュー)はOptimo Ultra Compact 37-102mm T2.9 aspherical zoom lensを発売した。 これは、フルフレーム/VV対応の新しい軽量シネズームレンズだ。近日中に超広角の21-56mm T2.9と合わせて、Optimo 15-40mmおよび28-76mm Super 35レンズの伝統を引き継ぐ軽量ズームシリーズを展開する。このレンズはPLマウントで、重さはわずか2.6kg、長さは235mmで、内蔵ズームとフォーカスを備えている。価格は未定。

ハイエンドのシネマ用ズームレンズのメーカーは数社しかない。フランスのレンズメーカーであるAngenieuxは、間違いなくその一つだ。Angenieuxの新製品であるOptimo Primeレンズについてレポートしてから2年以上が経過したが、今回フルフレーム/VVシネ用ズームレンズの新製品「Optimo Ultra Compact 37-102mm T2.9」を発表した。

Optimo Ultra Compact 37-102mm T2.9

球面標準ズームレンズ「Optimo Ultra Compact 37-102mm T2.9」は、シリーズ2本のうちの1本目のレンズだ。また、超広角ズームレンズ「Optimo Ultra Compact 21-56mm T2.9」も開発中。このレンズシリーズは、15年以上前から発売されている旧型の軽量Super 35 Optimo 15-40mmおよび28-76mmに代わるフルフレーム/ビスタビジョンのレンズを提供することを目的としている。また、巨大なOptimo Ultra 12XやOptimo Primeシリーズを補完するために、ズームの汎用性と軽量設計の携帯性を兼ね備えたレンズとなっている。どちらのレンズもPLマウントで発売される。

本レンズのイメージサークルは46.3mmで、フルフレーム以上、ビスタビジョンのセンサーサイズまでカバーすることができる。Angenieuxは、このレンズが色、コントラスト、および解像度の良好な均質性、低歪曲、ランピング、および最小のブリージングを備えていると述べている。レンズのズーム比は2.7倍で、フォーカシングとズームの両方が内蔵されているため、レンズのサイズが変わることはない。また、このレンズは過酷な撮影環境にも対応している(-20℃~+45℃のパッシブサーマル)。

旧来の軽量Optimo zoomと比較して、Optimo Ultra Compact zoomレンズは、光学的および機械的に全く新しい設計となっている。Angenieuxによると、このレンズは、同社のクラシックなロッドメカニカルガイドシステムを使用して、ズームグループとフォーカスグループの正確な動きを実現している。精密で人間工学に基づいたフォーカスリングは、310°の回転角度と、ユーザーが交換可能なフォーカスマーキングリングによる最適化されたマーキングデザインを採用している(フォーカススケールはフィートまたはメートル表示が可能)。

Optimo Ultra Compact zoom lenses. Source: Angenieux

同社によると、新しいAngenieux Optimo Ultra Compact ズームレンズは、「Angenieuxルック」を備えた良好な人間工学と光学品質を提供し、同社の他のラインナップとのマッチングも容易だ。オプションで前面保護ガラスが用意されている。レンズは、ARRI FF4 & FF5フォローフォーカス(ARRI FF gear 0.8 module, 43 tooth, 45mm K2.0020752)と組み合わせて使用することができる。このレンズには、Cookeのメタデータを外部ドライブやディスプレイユニットに転送するための外部コネクターも装備されている。

Optimo Ultra Compact 37-102の主な仕様

  • ズーム比 – 2.7倍
  • 絞り – T2.9
  • クローズフォーカス – 600mm / 2ft
  • インターナルフォーカス – Yes
  • イメージサークルの広さ – 46.3mm
  • 重量 – 2.6kg
  • 長さ – 235mm
  • 前方直径 – 114mm
  • レンズマウント PL
  • IRISフルクロージャー – Yes
  • メタデータ – Yes
  • 水平オーギュラー視野 – 57.3° / 22.7
  • オブジェクトディメンション(Mod) – 449 x 237 / 159 x 84

The upcomin近日発売予定のOptimo Ultra Compact 21-56レンズは、非常によく似たスペックを持っているが、寸法や重量などの一部はまだ確定していない。それ以外の点では、両者の切り替えは容易にできそうだ。

価格と発売時期

新しいレンズの出荷時期と価格はまだ明らかになっていないが、旧来の軽量Optimo zoomレンズと同様に、1本あたり3万ドル前後になると予想される。新しい軽量ズームの競争相手は、既存のフジノンプレミスタレンズ(かなり重い)、ARRI Signatureズーム、ツァイスCine zoom、またはCZ.2ズームかもしれない。

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