Aputure LS 600d Proフィールドレビュー

Aputure LS 600d Proフィールドレビュー

太陽光を模倣できる高出力光源は、かつてはHMI(Hydrargyrum Medium-arc Iodide:水銀中アークヨウ化物)照明が唯一の方法だった。 現在、Aputureの新しいLS600dProライトは、市場に出始めた高出力LED光源のひとつで、600dProは今後映画制作のフラッグシップになる可能性がある。以下は、この600dProを実際に使ってみたフィールドレビュー。

今回使用したのは1890ドルの600dPro。この出力とコストの比率を誇ることができるLED器具は多くない。

CineDでは、プロの現場で実際に使用してレビューしている。今回Aputureは、テスト用に600dProを送ってくれた。この撮影の結果は以下のとおりだ。

Shot with the Aputure 600d Pro, 300X, MC and 300D MK II. Also several Nanlite Dyno and Rosco Fixtures. DP Credit: Graham Sheldon

Aputure製品の信頼性は、MK 1ラインのライトよりも大幅に向上しており、ペースの速いプロの撮影でライトを混合して使用する心配はなかった。

600d Pro
100% bright is enough for use shaping light outdoors during the day. Image Credit: Graham Sheldon

ビデオ撮影全般にわたって、様々な環境で600dProを使用した。また、インタビューのセットアップの赤いロゴにも使用した。

600dProにはワイヤレスDMX機能が組み込まれているため Sidus Linkアプリを使用してBluetoothメッシュ制御を行った。

lighting on set
Aputure 600d with 19 degree Spotlight Attachment being set by Gaffer Arthur Garcia. Image Credit: Graham Sheldon

ファーストインプレッション

Aputure300xまたは300dMK IIを使用したことがある場合(レビューはこちら)、600dProは少し大きく感じるだろう。MKIIから比較すると、600d Proのケースはほぼ2倍のサイズになり、ホイールが付属している。

以下は600dProの同梱物。

  • ボーエンスマウント付きランプヘッド
  • コントロールボックス
  • 55度ハイパーリフレクター
  • 5ピン耐候性ヘッドケーブル(3m)
  • AC電源ケーブル(6m)
  • VA-リモートRC1 +
  • ライトニングクランプ
  • ローリングケース
Ballast comparison
Control box for 600d Pro on left and 300d MK II control box on right. Image Credit: Graham Sheldon

600d Proのコントロールボックス/バラストは、筆者のJoker 800 HMIバラストまたは以前のAputureバラストと比較して非常に大きくて重い。ランプヘッドをCスタンドにマウントすることについては心配していないが、重いバラストをCスタンドに固定する場合は、移動に便利なローリングコンボスタンドを使用することをお勧めする。

Ballast

より大きなHMIまたはタングステンライトで作業した経験があれば、ここでの重量の増加は気にならないだろう。ただし、120d MK IIサイズのライトとコントロールボックスを使用している場合は、40ポンド(約18Kg)の600dProパッケージのサイズが大幅に増加したように感じる。

Aputure MK IIラインの利点はすべて600dProに引き継がれている。ちらつきのない0.1%のステップで調光することができることや、さまざまなエフェクトまですべて搭載されている。コントロールボックスメニューも非常に簡単に操作できるし、ボックスのビルド品質もMKIバージョンよりもはるかに優れている。

ユースケース

600d Proは、窓から入る日光を表現することができるほど高出力の器具(1200W HMIに近い)だ。ライトは十分堅牢で小雨や水滴に耐えるが、悪天候時にはカバーが必要だ。もちろん、他にもさまざまな使用例があり、今回はすべて試してみる機会はなかったが、600d Proは、インタビュー時のメインライトとして使える。

Aputure 600d Pro vs 300d mk II
Lamp head comparison between 300d MK II and 600d Pro. Image Credit: Graham Sheldon

筆者は600dProに100%電力を供給する高出力のバッテリーを所有していないが(見つけるのは難しい)、そのためには、26V / 18Aまたは28.8V / 16Aのバッテリーが必要になる。または、48V / 18A DC電力をコントロールボックスに送ることができる3ピンXLRのブロックバッテリーを使用することもできる(見つけるのは簡単だが、より高価だ)。

発電機や壁コンセントから600dProに電力を供給することもできる(2つ以上が同じ回路で動作できる可能性がある)。 HMIソリューションでの撮影に慣れている場合、これは新しいことではない。

Aputureユーザーにとって、600d Proが必要かどうかを判断する目安は簡単だ。300dMKIIまたは300x(56K)を常に100%出力で使用している場合は、600dProにアップグレードするとよいだろう。

Forza 500 lamp head on right and 600d Pro lamp head on left. Image Credit: Graham Sheldon

競合機種

  • NanliteForza 500 – Forza 500デイライト照明機器は、定価は1849ドルだが数百ドルで販売されることがある。出力は小さくなるが、アクセサリでBowensマウントを入手できる。
  • HiveLighting Super Hornet 575-C – 6,000ドルを超える価格で、575-Cは、さまざまな色や効果が可能だが高価。
  • MoleRichardsonにもさまざまな高出力LED器具があるが、これらは600d Proと比較すると非常に高価で、筆者の経験では物理的に非常に大きい。

まとめ

600d Proは、2000ドル未満の価格で、レンタルハウス向けのアイテムとして位置付けられている。サイズを気にしなければ、600dProはデイライトの300dMKIIを超えることが期待できる。

Aputure 600d Pro
600d Pro with Fresnel 2 attachment. f10 Fresnel coming soon I’m told! Image Credit: Graham Sheldon

より高い出力のライトを必要とする大きなセットでは、600dProが適している。 600d Proを使ってみると、このライトには将来性があることが実感できる。600dProは現在出荷されている。

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