Ninja V用ワイヤレスタイムコード同期モジュールについてTimecode Systemsに聞く

2019.11.24

ワイヤレスAtomX SYNCモジュールはAtomosTimecode Systemsの協業で開発された新製品で、マルチカメラでのタイムコード同期を簡単にする。 Ninja Vの拡張ポートに接続し、1つのネットワークで多くのレコーダーをワイヤレスで同期する。ネットワーク内のすべてのユニットは、1つのNinja Vユニットから制御することもできる。将来的には、ネットワーク全体を制御するリモートアプリも提供される予定だ。 AtomX SYNCモジュールは数週間以内に出荷され、価格は約150ドル。

Atomos SYNC sandwiched between the Ninja V and a battery – Image credit: cinema5D

Atomosは2019年10月末に、タイムコード同期ソリューションを設計製造する英国のメーカー、Timecode Systemsの買収を発表した(ニュース記事はこちら)。 Atomosは、Timecam Systemsの技術を自社製品に統合し、マルチカム制作のワークフローを容易にすることを目指している。

この買収の最初の成果は、 Atomos Ninja VのAtomXワイヤレス同期モジュールだ。Inter BEE 2019で、AtomosとTimecode Systemsはモジュールを発表した。この新しいモジュールとAtomosタイムコード同期について、Timecode SystemsのPaul Scurrell氏にインタビューした。

Wireless AtomX SYNC Module for Ninja Vの概要

AtomX SYNCモジュールは、Ninja Vの拡張ポートに接続し、ソニーNPバッテリーで動作する。モジュール本体には、ホットスワップ可能な小さなバッテリーも含まれているため、レコーダーの電源を切らずにNPバッテリーを交換できる。

このモジュールは、SYNCモジュール、他のTimecode Systems製品、および内蔵ワイヤレス同期モジュールを備えた複数のNinja Vレコーダーをワイヤレスで同期でき、更にタイムコード情報をNinja Vのビデオファイルに重畳する。同期できるデバイスの数は無制限だ。

AtomX SYNCは同期モジュールとして動作するほか、Ninja Vの制御も可能だ。ネットワークに接続されているすべてのNinja Vは、1つのユニットから制御できるようになり、記録モード、フレームレート、解像度、コーデックなどをコントロールできる。ネットワーク内のすべてのNinja Vレコーダーを、1台のユニットからREC Startすることもできる。

すべてのAtomX SYNCモジュールには、長距離無線アンテナが内蔵されており、他のSYNCモジュールがセットされたNinjaレコーダーと通信できる。また、スマートフォンに接続するためのBluetoothアンテナも内蔵されている。 また、Atomosはリモートアプリを提供しており、AtomX SYNCモジュールと通信してコントロールできる。 1つのモジュールから、ネットワーク内のすべてのデバイスをコントロールできる。 Atomosリモートアプリは基本的に、Ninja V本体のタッチスクリーンで操作できるすべての機能をコントロールできる。

将来は、タイムコード同期モジュールはモニターレコーダーに内蔵される方針だ。 なお、AtomosのNeonシリーズには、すでにタイムコード同期が組み込まれている。

価格と発売時期

AtomX SYNCモジュールは現在予約注文が可能で、数週間以内に出荷を開始する予定。モジュールの価格は約150ドル。

 

関連商品

フジヤエービックのショップサイト

Atomos Ninja V (ATOMNJAV01)

 

 

Leave a reply

guest
フィルター
全て
ソート
latest
まだコメントはありません
フィルター
全て
ソート
latest

CineDコミュニティエクスペリエンスに参加する