
Netflixは、キヤノンの EOS C80をドキュメンタリー、シリーズ、長編映画の撮影に使用することを承認した。Netflixの番組を撮影する場合には、承認された機材でガイドラインに沿って撮影する必要がある。
キヤノンEOS C80は2024年9月に発売され、非常に人気の高いEOS C70の後継機だ。このコンパクトシネマカメラは、ユーザーからのフィードバックに基づいて多くの改良が施され、フルフレームイメージセンサー、12G-SDI出力ポート、トリプルベースISO、内蔵ND、12-bit 6K 6000 x 3164 Cinema RAW Lightでの内部撮影が可能となっている。(レビューはこちら)
NetflixはキヤノンEOS C80を同社の作品撮影用に承認した。Netflixの承認プロセスについては、こちらで詳しく解説している。

キヤノンEOS C80でのNetflix撮影
NetflixプロジェクトをEOS C80で撮影したい場合、同社が推奨する設定は以下の通り。
- センサーモード:フルフレーム。Super35モードも使用可能。
- RAW記録用: 6K 6000 x 3164解像度のRAW LT(最大フレームレート:30P)。
- 4K圧縮記録: XF-AVC YCC 422 10ビット、イントラフレーム、4K DCIまたは4K UHD解像度。
- 高速:4K 60P XF-AVC、2K 120P XF-AVC、2K 180P XF-HEVC(すべて422 10ビット)を推奨。
- ピクチャープロファイル Canon Log 2を使用する。Canon Log 3も代替として使用できる。





Netflixはまた、撮影条件に応じて最もダイナミックレンジを得られるよう、トリプルベースISOチャートを提供している。
カメラ制作ガイドはこちらからダウンロードできる。