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FilmConvertがCineMatchをNAB2019で展示 - カラーマッチングアプリ

FilmConvert社のCineMatchはAdobe Premiere Proのプラグインアプリで、異なるカメラ間で色を合わせるのに役立つ。メインのカメラを選択し、カメラのメーカー名とモデル名を選択するだけでよい。これにより、複数のカメラのカラーマッチングが簡単にできてしまう。

CineMatch_01

LUTにも対応

CineMatchはさまざまなカメラのカラーマッチングに対応するプラグインアプリ。最初のバージョンがNAB 2019で発売され、話題になっている。このプラグインは最初にAdobe Premiere Proに対応し、将来的にはFCPX、DaVinci Resolve、 Avid Media Composerなどにも対応する予定とのこと。

CineMatchは単なるLUTのセットではない。シーンの明るさを比較するのではなく、センサーに基づいて各カメラ専用プロファイルが含まれている。現在サポートされているカメラは、ソニーα7III、パナソニックGH5、富士フイルムX-T3、ニコンZ 6、、BMPCC 4Kだが、今後サポートされるカメラは更に増えるだろう。

CineMatchにより、カラーマッチングに費やす時間が大幅に削減される。サンプル映像でもそれが分かるだろう。一方のカメラをLOGで撮影し、もう一方をRec.709プロファイルで撮影しても問題ない。シーンに合ったプロファイルを選択すると、プラグインが自動的に調整してくれる。従って、レンタルする場合同じカメラを指定したり、ポストプロダクションで長時間を費やす必要もなくなる。

現時点では、CineMatchの価格や発売時期の情報は発表されていない。今後手に入ればレビューしたい。

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