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ブラックマジックデザインがDaVinci Resolve 20 Beta 4をリリース

ブラックマジックデザインがDaVinci Resolve 20 Beta 4をリリース

ブラックマジックデザインは、DaVinci Resolve 20のパブリックベータ4をリリースした。(ベータ3の記事はこちら)このベータバージョンでは、アニメーションワークフローとリモートコラボレーション機能がさらに洗練されている。

今回のアップデートの目玉のひとつは、キーフレームイージングに新しい「フラットモード」が導入されたことだ。この機能は、「EDIT」と「CUT」の両ページで利用でき、バウンドするボールのような自然な動きのカーブが必要なオブジェクトをアニメートするときに特に便利だ。「フラット」イージングスタイルは、モーションアークの上部または下部で一瞬停止し、現実世界の物理を参照して、よりスムーズなビジュアルフローを実現する。

カーブエディタのクリップハンドルとイージングコントロールの向上

もう一つの強化点は、エフェクトを微調整するための強力なツールであるカーブエディタで、これにより、クリップの前後で使用されていないフレームが表示され、クリップの境界線の外側でも、スムーズなトランジションの適用や、不透明度、位置、ズームなどのプロパティの微調整が簡単に行えるようになった。

さらに、キーフレームを右クリックすると、イージングオプションを含むオーバーレイウィンドウが表示されるようになり、既存のキーフレームの位置を乱すことなく、素早く修正できるようになった。この小さいながらも実用的なインターフェイスのアップデートは、カーブベースの調整におけるスピードと精度の両方を向上させることを目的としている。

DaVinci Resolve 20のパブリックベータ版は随時更新。画像クレジット:Blackmagic Design

Windowsシステム用の拡張リモートモニタリング

DaVinci Resolve Studioユーザーのために、ベータ4ではリモートモニタリングのハードウェアサポートが拡張された。具体的には、IntelまたはAMDのCPUを使用するWindowsシステムでライブビューワーストリーミングが可能になり、リモート編集やカラーグレーディングセッションに使用できるマシンの範囲が広がった。

字幕アニメーションの改善

Beta 4では、手動で作成またはインポートした字幕のアニメーション処理も改善された。このアップデートでは、クリップのタイムライン位置、長さ、単語数に基づいてアニメーションのタイミングが調整され、特に個々の単語や文字をアニメーション化する際に、より滑らかで自然な動きが実現される。

DaVinci Resolve 20 Public Beta 4 は、ブラックマジックデザインの公式サイトから無料でダウンロードできる。

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