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DJI マスターホイール - ノスタルジックながら高精度なジンバルコントローラー

上のビデオは「字幕」ボタンで日本語字幕が表示されます。

 

以前にも記事で紹介したが、DJI マスターホイールは昔懐かしい手動ハンドルを採用した、しかし非常に正確なジンバルコントロールができるコントローラーだ。ジョイスティックなどよりもかなり正確なコントロールができる。

マスターホイールは、基本的にノスタルジックなホイールと、最先端の機能との組み合わせたジンバルコントローラーだ。

旧式に見えるが直感的なコントロールが可能

マスターホイールを設計するにあたり同社は、多くのDPやカメラオペレーターがホイールを好むということを重視した。ジョイスティックよりも直感的で正確にコントロールできる。

DJIは、動きの正確さを高めるため、ホイールのルック・アンド・フィールと重量配分を非常に慎重に設計している。ホイールの重さも調整ができるようになっている。

ホイールはステンレス製で、超高精細光学エンコーダを使用して微細な動きを検出し、接続されたジンバルシステムに伝達する。古典的な方法ながら、信頼性や精度が高い操作が可能で、スピードや重さが個々の軸ごとにカスタマイズできる。マスターホイールは独自の加速ダイヤルも装備されている。

モジュラーデザインを採用

3つのステンレス製ホイールとコントロールモジュールは、メインコンソールから迅速に取り外しケーブルで接続することができるので、車内や狭い場所での撮影などスペースが限られた撮影状況でも使いやすい。

動きを記憶できるモーションコントローラー

モーションコントローラーはマスターホイールの動きを記録できるのでボタンを押すだけで複雑な動きを何度でも繰り返すことができる。

主な仕様

  • ワイヤレスロングレンジジンバルコントローラ
  • 3本の制御モジュール
  • DJI Ronin 2およびRonin-Sと互換性があり、またSBUS経由でサードパーティジンバルもサポート
  • 約2.9Kmの距離から10ミリ秒の遅延でコントロール
  • 3ポジションのトグルスイッチで速度、重さなどを設定できる
  • 2.4および5.8GHzのデュアル周波数
  • Inspire Roninバッテリーで駆動

価格と発売時期

マスターホイールは6月に出荷予定で、2軸バージョンで6000ドル、3軸バージョンで8000ドルとされている。

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