DJIがRonin-SCを発表 – 小型で軽量の片手持ちジンバル

2019.7.18
DJIがRonin-SCを発表 - 小型で軽量の片手持ちジンバル

DJIはRonin-SCを発表した。これはRonin-Sよりも小型軽量で、最大積載荷重は2 kg。Force MobileやActiveTrack 3.0のような新機能も搭載している。

Ronin-SC Gimbal. Source: DJI

昨年、DJIはRonin-Sを発表したが、片手持ちジンバルは既に多くの製品が発売されていた。DJIのブランドバリューとRoninの信頼性で、Ronin-Sもまた非常にポピュラーな片手持ちジンバルになった。Ronin-Sのレビューとチュートリアルはこちら

しかし多くのユーザーが指摘しているように、Ronin-Sは1.86 kgで、比較的重い。短時間の撮影なら良いが、長時間持っているとかなりきつい。 そこでDJIはスイッチグリップデュアルハンドルを発売したが、片手持ちでの解決策は無かった。

Ronin-Sの積載可能重量は3.6 kgまでで、これは自重の2倍だ。このスペックは素晴らしいが、そのため自重も重くなっていた。しかし多くのミラーレスカメラはそれほど重くなく、それほどのスペックは要求されていなかった。積載可能重量はもっと軽く、ジンバル自体も小型軽量なものが望まれていたのだ。Ronin-SCはこれに応えた片手持ちジンバルだ。

Ronin-SCの概要

前述のとおり、新しいDJI Ronin-SC(CはCompactの略)は、より軽量なセットアップを目的とした片手持ち3軸ジンバルだ。最大積載量は2 kgで、ネイティブレンズを搭載したほとんどのミラーレスカメラにはこれで十分だろう。アダプターを付けたデジタル一眼レフレンズでも対応できないことはないが、前重になりすぎる可能性がある(ジンバルのロールアームにより制限される場合が多い)

Ronin-SC Gimbal – 360 degree roll. Source: DJI

新しいRonin SCは1 kgの重さで、Ronin-Sより41%軽量だ。簡単に分解でき、バックパックやケースに収まる。Ronin-S同様、SCもマグネシウム、スチール、アルミニウムと複合プラスチックで構成されており丈夫にできている。

連続使用時間は専用バッテリーで最大11時間。 Ronin-Sユーザーからのフィードバックにより、Ronin-SCはパン、チルト、ロール軸に3軸ロックを組み込んでいる。これにより、持ち運びだけでなくカメラのバランス調整も簡単になる。さらに、Ronin-SCはポジションロックシステムを新設した。カメラを再度取り付ける場合、いちいちバランスを取り直す必要がない。

Ronin-SC Gimbal – Sport mode. Source: DJI

Ronin-Sと同様に、ユーザーはレスポンシブジョイスティックでジンバルの動きをコントロールし、Mode(M)ボタンとフロントトリガーボタンを使用してさまざまなモードや設定ができる。

新設されたインテリジェントモード

再設計されたRoninアプリで、最大3つの異なるカスタムプロファイルを設定し、モーター出力などを調整し、バランステストを実行してカメラシステムのバランスが適切であることを確認できる。360度ロールは、アプリで選択するだけでカスタムプロファイルの1つとして保存できる。ジンバルの反応速度を上げるスポーツモードは、Mode(M)ボタンを押すだけで設定できる。 Ronin-SCはRonin-Sと同じモードを持つが、Force MobileやActiveTrack 3.0などいくつかの新しい機能が追加されている。

  • Force Mobile(Force Proと同様)は、接続されているモバイルデバイス(現在はiOSデバイスのみ対応)の動きをRonin-SCジンバルと同期させる。これはBluetooth 5.0接続を使用し、最大距離は24.9 m(見通し)。

Ronin-SC Gimbal – Force Mobile feature. Source: DJI

  • ActiveTrack 3.0は、モバイルデバイスを使用して、選択した被写体を正確に追跡できる機能。新しく開発されたアルゴリズムには、ディープラーニングと被写体の最適化計算が搭載されている。同社のドローンやOsmoシリーズに見られるテクノロジーと同様に、ActiveTrack 3.0はスマートフォンのカメラビューを使用してこの情報をRonin-SCに送信する。付属のスマートフォンホルダーマウントを使ってスマートフォンをカメラのホットシューにマウントし、Roninアプリを開いて自動的にフォローする被写体を選択できる。

Ronin-SC Gimbal – Active Track Feature. Source: DJI

Ronin-S から継承されたその他の機能

  • バーチャルジョイスティック:バーチャルジョイスティックを使ってリモートでジンバルの動きを制御できる。Ronin-SCを三脚や一脚に取り付けて撮影する場合に便利。
  • タイムラプスとモーションラプス:タイムラプスコンテンツを作成し、インタバル、クリップ、1秒あたりのフレーム数などの設定をする。
  • モーションコントロール:最大10の異なる点を選択して、モーションコントロールで移動経路を設定できる。
  • パノラマ:パノラマを自動的に撮影する。

Ronin-SCは、新しい軽量の外部フォーカスモーター、Command Unit、DJI Force Pro、DJI Master Wheels、および他社製アクセサリーなど、さまざまなアクセサリーと互換性がある。

Ronin-SC Gimbal is compatible with various accessories. Source: DJI

価格と発売時期

DJI Ronin-SCは現在入手可能。Ronin-SCには「Ronin-SC 」と「Ronin-SC Proコンボ」の2種類が用意されている。

  • Ronin-SCには必需品が含まれており、51,300円(税込)。
  • Ronin-SC Proコンボは、フォーカスホイールと外部フォーカスモーター、およびリモートスタートストップ(RSS)スプリッター付きで62,100円(同)。

Ronin-SC Gimbal is compatible with various accessories. Source: DJI

DJI Care RefreshはRonin-SCでも利用できる。これは1年間に最大2回の製品交換が受けられるサービスで、5,130円(税込)。 DJI Care Refreshには、VIPアフターセールスサポートと送料も含まれている。

 

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