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HollylandがSolidcom H1 インターコムシステムを発表

HHollylandは、同社史上最も高性能なインターコムシステム「Solidcom H1」を発表した。複雑なショーや大規模なセット向けに設計され、数十台のベルトパックまで拡張可能。柔軟なグループルーティング機能を備え、集中型ペアリングとウェブベースの設定により迅速な導入を実現する。

Solidcom H1インターコムシステムにより、Hollylandはハイエンド通信分野へ進出する。実用的な拡張性、各ベルトパックに搭載された高度なマルチグループルーティング、充電器ベースのペアリングや役割中心のウェブUIといったワークフローの工夫により、このシステムはこれまで以上に高い目標を掲げている。これはHollylandが業界のより高次なニッチ市場へ参入する意図を示している。

システム構成

HollylandのSolidcom H1インターコムシステムは、本質的に大規模な集中型ワイヤレスインターコムだ。ベースステーションを中心に構築され、最大8本のRFアンテナと80台のワイヤレスベルトパックを同時に同期させる。各ベルトパックには4つの物理キーが装備され、各キーで最大4つの通話/受信ルートを割り当てられる。これにより単一ユーザーがメニュー操作なしで最大16グループに同時発信可能だ。

Hollyland Solidcom H1 インターコムシステム ベースステーション。画像提供:CineD

実際の運用では、全方向性アンテナを指定セットをカバーする位置に設置し、全てのベルトパックをリンクされた充電器にドッキングしてネットワークへの自動ペアリングを実行する。必要に応じてウェブインターフェースから役割とグループを割り当てれば準備完了だ。セットの接続は非常に簡単で、イーサネット接続された充電器にセットを置くだけで自動的に相互接続される。

ベルトパックのワークフロー

Hollyland Solidcom H1インターコムベルトパックは、シンプルさと柔軟性を兼ね備えている。各ベルトパックは4つのキーを備え、各キーは最大4チャンネルを重ねられるため、1台のパックで最大16の通話/受信ルートを実現する。電源は約15時間駆動の着脱式バッテリーから供給される。ヘッドセットはBluetooth、Hollylandノイズキャンセリングヘッドセット用のLEMOコネクタ、または3.5mmジャックで接続可能。これにより、クルーは最大限の遮音性か、最大限のワイヤレス利便性のいずれかを選択できる。

Hollyland Solidcom H1 ベルトパックとヘッドセット。画像提供:CineD

通信範囲

Solidcom H1は新設計のベースステーションを中核とし、最大8本の無線アンテナと80台の無線ベルトパックをサポートする。動作範囲は全方向性アンテナによる柔軟な設置で、見通し距離最大500メートルとされている。

ペアリング・充電・更新のワンストップソリューション

全充電器にデュアルイーサネットポートを装備。複数充電器のデイジーチェーン接続が可能だ。ネットワーク接続後、ドッキングしたパックはシステムに自動ペアリングされるため、従来の無線接続で生じる煩わしい問題を回避できる。単一コマンドで全ユニットのファームウェア更新も実行可能。大規模クルーの準備作業を効率化する。

Hollyland Solidcom H1 インターコムシステム ベースステーション。画像提供:CineD

対象ユーザー

Solidcom H1システムは、大規模制作、レンタルハウス、OB(外付け放送車)、劇場、礼拝施設、ライブイベントなどを対象としている。また、4線式で現行のSolidcomシステムと相互接続可能であり、段階的なアップグレードや拡張が実現できる。大規模対応、柔軟性、ユーザー側の操作簡素化という独自の組み合わせは、こうしたワークフローに確実に貢献するだろう。

価格と発売時期

価格は非公開だが、同社は競合システムの約50%を目標価格としている。発売時期と最終的な商品構成は後日決定される予定。

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