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Kandaoが3D 8K VRシステムを開発 - 撮影から配信までをサポート

Kandaoが3D 8K VRシステムを開発 - 撮影から配信までをサポート

Kandaoの新しい3D 8K VRライブストリーミングソリューションは、Obsidian RカメラとKandao Liveソフトウェアによる撮影、処理、再生の一連のソリューションを提供する。

Kandao Technologyはオーストラリアの会社で、最先端のVR技術の開発を行っている。 Kandaoは、特にハイエンドのプロ用途や商用VRアプリケーションを得意としており、VRライブストリーミングはその一つ。 カメラはObsidian Goから高速のObsidian S、8KのObsidian Rまで、プロ用のVR制作を目的にしたフルカラーのカメラソリューションを持っている。

IBC 2018でKandaoは8K 3D Obsidian Rカメラ、VRライブストリーミングソフトウェア「Kandao Live」のアップグレード、およびパートナーであるSkyworthのVRヘッドセットを含む3D 8K VRライブストリーミングソリューションをデモンストレーションした。

Kandaoはまた8Kとコンピューターイメージング技術に対し、Foxconnから投資があったことを発表した。

Obsidian Rカメラによる3D 8Kライブ収録

3D 360 VR映像を8K解像度で収録するのは簡単なことではない。 Obsidian Rカメラは高精度の魚眼レンズと組み合わせた6つの高解像度イメージャーにより、これを実現している。 6台のカメラは11.4 メガピクセルのビデオストリームを出力し、リアルタイムで処理され、8K 3D 360ライブストリームを生成する。ストリーミングと同時に、ポストプロダクション用に非合成画像データを記録することができる。

3D 8K VRライブプロセシング

Kandaoは3D 8Kビデオの処理方法を最適化するために大きな進歩を遂げた。これにより、ローカルのPCが3D 8K VR処理をリアルタイムでできるようになる。 Kandao Liveは、2Dと3Dに対応し、最大30fpsで8Kの解像度をサポートする。

3D 8K VR再生

従来、VRヘッドセットでのデコードのため、8Kソースの解像度を4Kに下げていたが、これに代え、Skyworthと提携し、新しいVRヘッドセットシステムを採用した。これにより、ヘッドセットで8Kデコードができるようになり、システム全体を8Kのフル解像度で運用することができるようになった。

また、Kandaoは、Foxconnのサポートにより、高解像度のコンピューターイメージングを開発、収録と処理に大きく貢献するとしている。

太平洋を横断する8K VRライブストリーム

更にKandaoとVisbitの共同作業で、Kandaoの深圳にあるオフィスとVisbitのシリコンバレーオフィスにある複数のVRヘッドセット間で、8K VRのライブ映像が配信された。

深圳側の6台のObsidian Rカメラからのストリームは、H.265でKandao Liveソフトウェアによりリアルタイムでステッチングおよびエンコードされ、8K 360度のライブRTMPストリームが生成される。 Visbitは8KのRTMPストリームを受信し、Samsung S8 / S9スマートフォンと、Oculus Goを搭載したGear VRのVisbit 8K VR Playerで再生した。

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