パナソニックG100とSIRUI 35mmアナモフィックレンズレビュー

2020.8.9

パナソニックG100が出荷され、またSIRUIが新しい35 mmアナモフィックレンズを対象にIndiegogoキャンペーンを開始した。今回はこの組み合わせでドキュメンタリーを作成してみた。

It is summertime in Japan and there is no better timing other than visiting the “Japanese Alps”… Yes, of course, there is no snow, but for someone like 日本の夏は、「日本アルプス」を訪れるのに適した時期だ。もちろん雪は無いが、筆者のように「白」より「緑」を好むカメラマンにはこの季節が最適だ。今回は山田さんと彼のガールフレンドRemiに協力いただいた。二人は白馬(長野県)でホステルと共用作業スペースを運営している。筆者はこのレビューのために、一晩滞在した。

Panasonic DC-G100 – 概要

パナソニックG100は約1か月前に発表され、いよいよ出荷された。パナソニックは、このカメラがブロガーを対象としていることを明確に述べている。G100のレポートは既にリリースしているが、 IBIS(ボディ内手振れ補正)なし、4K撮影時、EIS(電子画像安定化)での大きいクロップ、速いとは言えないオートフォーカスなどで、あまり良い評価ではなかった。

Panasonic G100 – 優位点

G100はミニドキュメンタリーを撮影するのに適しているとは言えないカメラだが、SIRUIの35mmアナモフィックレンズをマウントして撮ってみることにした。カメラとレンズはどちらもマイクロフォーサードマウントをネイティブでサポートしている。

G100には4Kから30pまで、V-Log L、ゼブラ/ヒストグラム/ピーキングなどのプロ用の機能が用意されている。カメラのもう1つの利点は、低照度特性だ。ISO 6400までは、ビデオノイズを気にすることなく快適に撮影できる。MFTであることを考えると十分だ。

Panasonic G100 – 改善希望点

残念ながら、サードパーティのレンズを取り付けると、EISは無効になる。これが原因で、手持ちで撮影することはできなかった。さらに、ローリングシャッターが非常に目立つ。よって、三脚を使用した。 なお4Kでは、連続して10分しか記録できないが、そんなに長いショットを取らない場合は問題ないだろう。オーディオに関しては、このカメラにはヘッドフォンジャックがなく、外部マイク入力のみがある。ただ、レベルを視覚的に判断できる。もちろん、完璧というわけではないが、無いよりはましだ。

今回使用したカメラでは、EVFで画像を数秒間見た後で画像が暗くなるので、このミニドキュメントの多くは、見えている間に撮影した。バグではなく仕様である場合は、すぐに修正されることを期待したい。

SIRUI 35mm アナモフィックレンズ

新しいSIRUI 35mm 1.33xアナモルフィックレンズは現在Indiegogoに登録されている。比較的安価なアナモフィックレンズには「アナモルフィックなルック」が期待できない場合があるが、アナモフィックレンズを使うとセンサー全体を使用することができるので、上下を黒くするよりも適切な方法と思う。SIRUIの50mmアナモルフィックレンズ(2019年中に発表)も以前レポートしている。サンプル映像はこちら(ソニー)とこちら(富士フイルム)にあるので参考いただきたい。 なお、新しい35mmアナモフィックレンズは、富士フイルムのXマウントでは提供されていない。今後対応されることを期待したい。

SIRUI 35mmアナモフィックレンズ – 品質

このレンズは非常に堅牢に作られており、インナーフォーカスギアは非常に滑らかだ。またフォーカスブリージングも良く制御されている。シャープネスと画質に関しては、解像度チャートで評価したわけではないが、実に素敵な映像だ。従来の50mmアナモルフィックレンズに対する筆者の懸念の1つは、シャープネスだった。時々、レンズは「シャープすぎる」と感じられた。私のコンピューターの画面を見ると、新しい35mmアナモフィックレンズは少しシャープさが足りないように感じるが、それは悪いことではない。ある意味で、それは「有機的なルック」として良い方に作用する。明るさはf1.8で、低照度の撮影にも適している。また必要以上にボケを作ることはしていないが、背景に光があるときは常に心地よい映像となった。

SIRUI 35mmアナモフィックレンズ – 改善を期待する点

アナモフィックレンズの場合、フレアは重要な要素だが、このレンズでは、かなりのフレアが得られる。これは好みの問題だが、個人的には少し多すぎる気がする。使用からの要求が強いのかもしれない。また、無限大にするには、フォーカスリングで「少し戻す」必要がある。広角アダプターで使用する場合は通常、そのように構成されているが、なぜこのようにしたのかは不明。個人的にはフォーカスリングの端を「無限」にして欲しいと思う。

Two additional Gear Rings can be added for smother operation Image credit: SIRUI

SIRUI 35mmアナモフィックレンズ – まとめ

レンズのマウントは交換可能。 MFTが付属しているが、E、Z、EF-Mの各マウントに変更することができる。 (マウントリングはオプションで、この場合はカメラをAPS-Cモードに切り替える必要がある)。マウントの交換についての問題は、Eマウントカメラを使用しようとしたとき、レンズが合わなかった。 SIRUIにフィードバックしたので、この問題はすぐに解決されるだろう。

結論から言うと、このMFTレンズは撮影していて楽しいレンズだ。コンパクトで軽量で、非常に手頃な価格でもある。価格の割に画質は非常に良く、操作はとても簡単だ。特にMFTカメラを使用する場合、50mmと比較すると、このレンズの広い視野は本当にありがたい。

まとめ

パナソニックG100とSIRUI 35mmアナモフィックレンズは、アナモフィックを試してみるには最適な組み合わせだ。筆者が知る限り、これは最も手頃な価格の組み合わせだろう(約1250ドル)。カメラに起因して、非常に使いやすいとは言えないが、多少の制限を気にしなければ、特に大きな問題はない。上記のビデオは、パナソニックDC-G100で4K / 24pで撮影。レンズ:SIRUI 35mmアナモフィックレンズ。 (Indiegogoクラウドファンディングキャンペーン)。 Panasonic LUTでグレーディング。音楽:epidemicsound

撮影にご協力いただいた山田さんとレミさんに感謝します。 「白馬シェア」はこちら

 

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