PolarProは、 DJI Mavic 3 & Mavic 3 Cineに適合するように設計された新しいフィルターラインナップを発表した。このセットには、VND、偏光板、アナモルフィックルックをエミュレートするミストやクリエイティブフィルターが含まれている。
DJI Mavic 3とMavic 3 Cineは、2021年の最も印象的な製品の一つだった。そのデュアルカメラシステム、堅牢なコーデック、軽量なデザイン、長いバッテリー持続時間は、市場で最もスマートで先進的な空撮ソリューションの1つとなっている。
これらのドローンの発売以来、PolarProはこの2つのドローンのポテンシャルに見合うような新鮮なフィルターのラインナップを開発してきた。その結果、クラシックなVNDやポラライザーから、より革新的なクリエイティブソリューションまで、幅広いフィルターが揃った。
DJI Mavic 3用PolarProフィルター：概要
新ラインナップのフィルターは、すべて DJI Mavic 3とMavic 3 Cineの両方に対応している。この種のドローンにこれまでにない創造的なソリューションも提供する。
VND2-5は2～5ストップの光をカットし、VND6-9は更に強い光をカットする。また、4つの偏光フィルター（CPL、ND8/PL、ND16/PL、ND32/PL）もある。
しかし、最大の目新しさは、空撮用のFXフィルター3種が登場したことだ。ミストフィルターはコントラストを下げ、1/4の拡散を実現する。また、BlueMorphicとGoldMorphicフィルターは、アナモフィックレンズの効果をエミュレートすることができる。これら2つのフィルターは、点状の光源を青色または金色の水平な光の筋に変換する。
さらに驚くべきことに、PolarProはVND2-5の利点とMist、BlueMorphicまたはGoldMorphicフィルターの創造的な外観をミックスした3つの複合フィルターも提供する。
ビルドクオリティとデザイン
VNDに関しては、PolarProは新しい偏光技術により、標準的なNDフィルターと同じ色精度を実現できるとしている。
すべてのフィルターにドイツ製のシネマシリーズレンズが使われている。これにより、高い演色性と低屈折率を実現している。さらに、新しいアルミニウムのフィルターフレームは、軽量でありながら、頑丈で保護性に優れている。
パックオプション
ディレクターズコレクション、フルシネマキット、ビビッドコレクション、FX 3パック、VND 2パックの5種類のパックが用意されている。最も充実したセットはディレクターズコレクションで、以下のものが含まれている。
VND 2-5
VND 6-9
ミスト[1/4]
ブルーモルフィック
ゴールドモルフィック
円偏光フィルター
ND8/PL
ND16/PL
ND32/PL
ゴールドフィルター枠と特製ケース
価格と発売時期
これらのMavic 3フィルターは、現在PolarProのウェブサイトで予約受付中で、2022年2月に出荷が開始される予定だ。価格はフィルターの種類やパックオプションによって異なるが、フィルター1枚の79.99ドルからフルセットの399ドルとなっている。
ちなみに、「Directors Collection」が500台のみの限定品。
