Revar Cineは、4 x 5.65″のフィルター1枚を輸送するために設計された新しいフィルターカートリッジを発表した。スリムなケースは硬質プラスチック製で、複数のカートリッジを小さな磁石で固定し、簡単に保管できるようスタッキングが可能。Revar Cine 4 x 5.65″フィルターカートリッジは、44.95ドルで販売されている。
フィルター専門メーカーのRevar Cineは、円偏光フィルターを搭載したRota Trayシステムや、特殊な万華鏡効果フィルターなど、光学的な映画製作用アクセサリーで知られている。昨年、ロンドンで開催されたBSC Expoでは、拡散フィルター「PA Tears」を発表した。(記事はこちら）。また、IBCでは、REDの8Kフラッグシップカメラを小型化したRED V-RAPTORデスクモデルカメラを発表し、大きな話題となった。
Revar Cineフィルターカートリッジ
ガラスフィルターは、撮影現場に持ち込む機材の中で最も壊れやすいものの1つだ。高品質のフィルターは高価だが、そのため、貴重なガラスフィルターを世界中に安全に輸送するためには、徹底的に保護する必要がある。
Revar Cineの新しいフィルターカートリッジは、まさにこのために設計されている。ポリナイロン素材が、どんな状況でも4 x 5.65″のフィルター1枚を安全かつ確実に保護する。ガラスがカートリッジ内部に触れるのを防ぐ内部レールガイドを備え、ラッチ付きの上蓋があるので、洗浄のためにカートリッジから取り出す際、ガラス面に触れることなくフィルターにアクセスできる。
フィルターカートリッジ
スリムなケースは、どんなカメラバッグや輸送箱にも収まり、複数のカートリッジを積み重ねることができる。複数のケースを自動的にスタックに揃えるために弱い磁石が内蔵されており、これはちょっと残念なことで、マグネットに頼れないことを自覚しておく必要がある。
クリーニングしてラベルを貼る
埃の多い環境での撮影で、カートリッジをきれいにしたい場合に備えて、ケースはネジで固定されており、簡単に取り外すことができるようになっている。今のところ、カートリッジは4 x 5.65″のフィルターにしか対応していないが、近い将来、他のサイズにも対応する予定。ケースのラベリングについては、外側にいくつかのオプションがある。ガファテープを使用することもできるし、Revar Cineでは、標準的なNDおよび拡散フィルター用の印刷済みビニールラベルを用意している。
価格と発売時期
Revar Cineフィルターカートリッジは、44.95ドルで注文できる。詳しくはこちらのRevar Cineのウェブサイトをご覧ください。
