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ローランドがストリーミング・ビデオ・ミキサー「V-02HD MK II」を発表

ローランドがストリーミング・ビデオ・ミキサー「V-02HD MK II」を発表

ローランドは、ビデオミキサー「V-02HD」の最新バージョン「V-02HD MK II」を発表した。コンセプトやボタン配置、サイズ、重量などは従来のものと同様だが、本体背面のUSB Type-Cポートでストリーミング機能を搭載している。

2018年に、当時世界最小のビデオミキサーだった同社のV-02HDについてレポートした。パンデミックによるライブストリーミング/スイッチングの需要が高まっており、多くのメーカーが対応している。

V-02HDは、2つの映像ソースを切り替える ベーシック な機能を備えながら、手頃な価格で人気を博していた。今回、そのV-02HDにビデオストリーミング機能を追加した「V-02HD MK II」を発売した。

V-02HD MK IIの特徴

V-02HD MK IIは、約600gの軽量で、160×108×51mmのコンパクトなサイズのストリーミング・ビデオ・ミキサーだ。携帯性も優れており、外出先でも使える。

Image credit: Roland

本体背面には、以下のものがある。

  • 最大解像度1920×1200の60Pに対応した2系統のHDMI入力
  • 各1系統のプレビュー出力とプログラム出力
You can connect an optional expression pedal to switch between your two video sources. Image credit: Roland
  • 1/4″TRSジャックのCTL/EXPポートを1つ搭載。このポートを使ってフットスイッチやエクスプレッション・ペダルをV-02HD MK IIに接続することで、直感的な操作が可能になる。
  • ビデオ・ストリーム(最大解像度1080/59.94p)用のUSB Type-Cポート。コンピューターやiPadに接続して拡張コントロールする場合にもこのポートを使用する。
  • 7~17Vの電源入力
Image credit: Roland

V-02 HD MK IIの右側には、2つの3.5mmジャックオーディオ入力(マイク/ライン)とヘッドフォン出力がある。また、HDMIソースからのエンベデッド・ステレオ・オーディオを使用することもできるので、オーディオ・ミックスに音源を加えたい場合にも便利だ。

Image credit: Roland

高度な機能

V-02HD MK IIは非常にシンプルなデバイスで、簡単に操作できる。2つのHDMIソースを接続し、USB-C出力をコンピューターに接続し、ストリーミングソフトウェアを起動すれば、ライブの準備が整う。

しかし、より深く掘り下げたいのであれば、ローランドのソフトウェアや、iPad/macOS/Windows向けにリリース予定のリモートコントロールアプリ(2021年後半にリリース予定)が使える。V-02HD MK IIには、カラーライズ、ネガティブ、RGBリプレイス、ウェーブなど、14種類のエフェクトが内蔵されている。また、ピクチャーインピクチャーウィンドウの設定、タイトルの追加、クロマキー画面のキーアウトなども可能となっている。

Image credit: Roland

本体底面に1/4″20のネジ穴があり、三脚などに取り付けることができる。

価格と発売時期

V-02HD MK IIは現在フジヤカメラで49,500円で予約受付中。比較すると、Blackmagic Design ATEM Miniは38,391円だ。

詳しい情報は、ローランドのウェブサイトをご覧いただきたい。

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