RolandのV-60HDスイッチャー - 6入力の小型ビデオスイッチャー
ローランド(Roland)は、6系統のビデオ入力を持つHDビデオスイッチャー、V-60HDを発表した。 YouTubeやFacebook向けの小型スイッチャーで、スマートフォンを無線のタリーボックスとして使用できる。
Roland V-60HDの概要
このスイッチャーには6系統のビデオ入力チャンネルがあり、2系統のHDMIチャンネルと4系統のSDIチャンネルがある。SDI入力にデインターレーサーが内蔵されており、外部変換器なしで1080iと1080pフォーマットの入力をミックスすることができるのが特徴。最大1080 / 60p/50pをサポートする。
またV-60HDには、18個のオーディオチャンネルがあり、複数のマイクとビデオのオーディオのバランスを自動的に調整する「自動ミキシング」機能が導入されている。更に、Wi-Fi経由でスマートフォンにタリー表示できるので、従来のように有線で接続する必要がない。
下のプロモーションビデオを参照いただきたい。
主な仕様
- 6系統の入力(4x SDI、2x HDMI)
- 放送レベルの画質
- 最大1080 / 60p/50pの入出力フォーマット
- 4:4:4/10ビット処理(4:2:2出力)
- HDMIマルチビューアー出力
- 合成エンジン
- 内蔵HDCPモード
- オーディオ入力バス
- 最大25の設定
ローランドV-60HDスイッチャーは、3,000ドル以下の価格設定で、今予約注文が可能。日本は12月中に、他の地域は2018年に出荷の予定。
フジヤエービックのショップサイト