Rycoteのマイクロフォンウインドシールド
Rycoteは40年以上の歴史を持つメーカーで、最先端のマイクロフォン用ウインドシールドやプロテクターを生産している。Inter BEE 2019で同社にインタビューを行い、Rycoteのものづくりについて話を聞いた。
Rycoteとは?
Rycoteは、SmallHD、Teradek、Sachtler、Vinten、Manfrotto、OConnorなどと同様、Vitecグループの一員で、ちょうど1年前にVitecグループに加わった。 Rycoteの生産ラインは英国のグロスターシャー州ストラウドにあり、製品は手作りで、全点テストして出荷されている。
同社の製品は、映像制作から、ニュース&スポーツ放送、ライブ&スタジオアプリケーション、カメラ内サウンドソリューションにまで及び、ラベリアマイクのミニウインドジャマーから、「Super-Softie」や「Classic-Softie」などのシステム、「Cyclone」やPCS Rangeなどのフロントガラスやバスケットシステムまで、様々なサウンド関連のアクセサリーを開発している。
個別生産にも対応
同社はNHKとのプロジェクトを持っており、横浜でのジャパンオープンゴルフイベントなどのイベント用に、数百のゼンハイザーマイク用のソリューションを製作している。
この詳細については、動画内で詳しく語られている。彼はまた、一人での撮影をサポートする、DSLRやミラーレスカメラ用のソリューションについても説明している。 BBGウインドシールドは小型ソリューションながら、フルサイズのウインドシールドに匹敵する減衰効果を持つ。
Rycoteのウェブサイトはアプリケーション、製品、カテゴリごとに分かれており、製品を検索するのに便利だ。サウンドオペレーターに向けた教育目的でも一見の価値がある。